Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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昼新ピで『橋爪亮督グループ改め市野元彦セッション』(橋爪さんが演奏できなくなったために、急遽クァルテットからトリオ編成になった) を聴き、新ピ近所のカフェで軽食をとって四谷三丁目に移動。喫茶茶会記の『タダマス6』に参加。こちらのゲストは予定どおり橋爪さん。 益子&多田のジャズ新譜CD紹介の会の6回目。 新譜を扱うからネタ枯れはないが、主催者の話ネタもつきることがないのは、単にジャズ新譜紹介にとどまらず、さらに話の焦点がジャズ表現という一表現形式の枠におさまることがないからだ。そしてこれがこの音盤茶話会のキモでもあるのだ。今日は「速度」の話、「テクスチャー表現」の話等々。橋爪さんの話術の巧みさにも全員魅了されました。 レフト橋爪亮督、不動のセンター多田雅範、ライト益子博之。 (写真:原田正夫さんFace Book投稿)
ううう、神がかった構図の写真・・・わたしは音楽聴いて左右のコメントに目を白黒させてただけ・・・
「耳のグレイトフル・デッド状態になりました・・・。益子さん橋爪さん来場いただいた皆様茶会記の皆様ありがとうございました。「十五夜2010.06.26テイク」、この実測100回は聴いた神トラックを橋爪さんご本人と聴けたのは一生の思い出です。菊地雅章TPTトリオ体験を含めて2012年は耳はもっと遠くへ行けるドキドキです。ありがとーかみさま!」Face Bookへ投稿
マーク・ターナーFLYトリオ『Year of the snake』(ECM2235)2012のトラック(8・11・12)と橋爪亮督グループ「十五夜」の同期は、ジャズ史の潮目を目撃したような感覚になりましたねー。
ジョー・ロヴァーノのジャズ史における革新を橋爪さんが証言されたのもシビれました。
いちおうの名目で現代ジャズと言ってますが、ロックにもSSWにもクラシックにもフィールドレコーディングもドゥームにも同じ水が流れている風景の中に居るわたしたちの耳、な、この集まりの総体がどこかLive Dead / Grateful Deadな高揚な気がしたのは、益子さんからNYお土産でいただいたRolling Stone誌 500 Greatest Album of All Time 特集で同盤が247位に不当を言いつけたきっかけでありました。
Guillermo Klein & Los Guachos トラック1の橋爪さんの拍子分析はすごかったですねー。このトラックはこのところわたくしのヘビロテで、アタマん中にこれを鳴らして仕事していると歩き方がおかしくなってしまって万引き犯人をマークしててもすぐに気付かれてしまう困った事態。
見事に現在進行形を浮かび上がらせる益子さんのアンテナの鋭さと分析はさすがだ。
柳樂光隆さん、藤田康城さん、池田達彌さん、八幡好美さん皆さんとお話できたアフターアワーズ。
藤田さんは福島恵一さんのブログ告知経由でご来場で、音楽サイトmusicircus■盟友堀内宏公さんともお知り合い。
Like falling out of trees into collector’s albums / Patrick Farmer (Consumer Waste 04) をネットで手配完了。 ■ 福島恵一さん、原田正夫さんに教わって、耳がすでにざわめいております・・・。
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