Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年11月29日(火) |
遠くに羊蹄山が見えて夕暮れ |
母の容態が悪いらしい。四つんばいになって風呂で湯につかっただけだったというし、今朝は腸からの出血が確認されたという。看護婦の妹から、今日はとりあえず入院させた、付き添うと。
先月母とふたりで軽自動車に乗って積丹半島を一周した。いつもどおり何度もきいたようなむかしばなしやらをしながら札樽(さっそん)自動車道にのって小樽へ向かった。小樽のあまとう本店の駐車場に着いたのは午前9時30分。喫茶部の開店まで30分あるというのでアーケイド街を手をつないで歩いた。もう買うものはないと言いながら洋品店をぶらつき、ハンカチを買ったりした。
さてどこへ行こうかというので、なあに、明日なき暴走だぜ、おふくろ、じゃじゃ馬億万長者のノリで行くとこまで行こうぜ!と西へ西へ。蘭島海水浴場を通りすぎる、この夏はあたしゃ60年まえと同じ砂浜への道のかたちにカンドーしたよ。
余市、積丹岬、神威岬、泊原発、岩内、遠くに羊蹄山が見えて夕暮れ、帰路につく。
余市に戻ったら少し安心した気持ちになって、小樽に着いたときにはもう帰ってきたような気分になった。小樽の花園だんご本店をアイフォンで探して駆け込む。「東京から、この花園だんごをめざして来たんだよー」と若い女性店員にうそをつくわたしたちであった。店内でだんごと茶で休憩して。
だんごを30本も買って「どもー」と店を出ると女性店員は見送りに出てきて頭を下げた。わはは、札幌ナンバーの軽自動車でどうして東京から来たことがあるか、ばれたね。
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