Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年09月22日(水) |
今週の日曜、26日、渋谷アップリンクでの純喫茶ECM、へのお誘い |
純喫茶ECM■まで、まもなく、です。 ジャレットプレイズスタンダーズ、とか、ポリーニプレイズ平均律というくらいな、 福島恵一プレイズECM、という知的触発も体験できるという、おいらもいい演奏をするつもりであるが、稀有なレコード鑑賞会だ。
タウナー、ダウナー、クリステンセン、ハルト、ガルバレク、ビョルンスタ、ヴェサラ、ギーガー、リピダル、バイラーク、ボウイ、ノルダン、ダーリング、カヒーゼ、アンデルセン、メセニー・・・
あの空間で、あのスピーカーで、ECMのコアな選曲を響かせることができるのだ。
福島恵一さんがブログ「耳の枠はずし」■で、「ECMの音の眺め」という記事。
わたしは何度もECMファンをやめて(小沢健二、ジョー・マネリ、菊地雅章、ミシェル・ドネダ、マーク・ターナーの衝撃時などなど)は、インプロ者に、ジャズ者に、はたまたクラシック愛好家にどっぷり旅路を進めていたのですが、福島さんに誘われて昔懐かしいECMを一緒に聴いてみたら、見上げるような空間が瑞々しく輝いて音がリアルに鳴り響いていることに思わず声を上げるような感興に至った6月なのでした。
「空間」が生まれていた、というのが、今になってはっきりわかったのでありました。
今抱えているコンテンポラリージャズの視野、インプロを感受するアンテナ、を、持ってしても、わたしが聴き逃していたECMはあるし、次々と現れる感覚に耳が・・・何と言うか、「拡がって」いる。
オーネットがフリージャズなど演奏したことなどあっただろうか(福島恵一)、だよなあ!と、輪郭が与えられて覚醒する。聴いて感動することにかけては最強なおいらだが、原田さん、福島さんに話していると、何かこちらの耳が触発されて驚き感嘆し感動する。
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