Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年06月26日(土) |
ダー・マン・イン・月光茶房 |
表参道の月光茶房にお茶しに入ると、ボスからの理不尽な指令が届いており、缶詰になる。はごろも。
それはまさにハイナー・ゲッベルスの、理不尽な上司の命令に発狂しそうになる名作「エレベーターのおとこ■」、 Der Mann im Fahrstuhl/The Man In The Elevator 、つまり、ダー・マン・イン・ゲッコーサボー(月光茶房)、になってしまった。
ドン・チェリー、アート・リンゼイ、チャールズ・ヘイワード、フレッド・フリス、ジョージ・ルイス、ネッド・ローゼンバーグという、 そらおそろしいメンツが邂逅した逸品だ。 来日公演ではフランスのチューバ奏者、だれだったけ!ミシェル・ゴダールが奏でていたぜー。あれ?違ったっけ?
エイハブ船長はこれまた素晴らしいCDをさりげなくお店でかけ続けており、
前原幹事長は4行詰め作業をファックスしてくる。アナトミア船長がご来店。福島恵一さんがご来店。
おいらはいま憑き物がとれたように自由に音楽を聴いている。
午後2時からサントリー・ホール。日フィルの伊福部とストラヴィンスキー。指揮は井上道義。 井上にストラヴィンスキーは見事に合う。国産のオケを鳴らすのは、どこか国産車を乗りまわすのに似る。 井上のお手馬はオーケストラ・アンサンブル金沢である。 やはり磨きあげられたオーケストラ・アンサンブル金沢で聴いてみたくもあり。さらに、海外の素晴らしいオケで聴いてみたくもあり。 日本フィルハーモニー交響楽団が悪いというわけではない。むしろ適確に良いのだけど、音のマジックが薄い。
明日は長女と銭湯+お食事デートの日。
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