Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年09月26日(土) |
ヤロン・ヘルマンがそんなにいいのか。 |
“新しいピアニズムとの出会い。キース・ジャレット、ブラッド・メルドー そして・・・未来は唐突に訪れる。ヤロン・ヘルマン・デビュー。” とかいって。去年からこのフレーズが踊るチラシがクラシック公演会場のチラシたばに紛れているのにイライラしてたんだ。 名刺代わりの低価格設定千円CDが5000枚売れたという。 ECMファンならぜったいハマるだと?なめられたもんだな。
Yaron Herman Trio - Coutances - Army of Me ■
おれに言わせればこんなのパットメセニーを聴いてた若者がその和音的展開の涼しさってものを引っ張ってきて、 ・・・核心となる音はフレーズともいえないフレーズの一音目に持ってきただけの、
こういうたぐいの演奏はふつー、婦女子だましのジャニーズ手法であって、見識のある演奏家ならはずかしくてできねーもんだろ。 こういうのは明星平凡の表紙でにこっと笑ってなんぼの世界でやってくれ。
ジャズはカッコよくなきゃいかん。マンダム、オトコの世界だ。武士道だ。殺気だ。
クラシック・ファンにジャズがなめられるのはこういうことの積み重ねなんだよ。おいらご立腹。
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