Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年01月14日(水) |
黛敏郎に叱られるゆめ |
黛敏郎とソファで向かい合ってなにやら自分に対して辛い批評を受けている。 そこは新しく千代田区を通ったとされる地下鉄の駅の地下1階にあるアートスペースとされている。 ぼくを導くひとがいて、ぼくが黛さんに「ぼくの受信は聴取という現象の一断面に過ぎないでしょ」と申し向けていると、 「ちょっと片山杜秀さんの文芸春秋のコラムを読んだの?」と耳打ちしてくる。 「ええ、読みました。一月一日という楽曲に対するすばらしい指摘だと思います。」と応えていると、 なにやらサーカスの音楽がかかりはじめて その集団の中に坂本龍一がいて寝そべって「ちょっとぼくはこういうことしている場合ではないんだ」と語っている。 導くひとがアートスペースを案内してくれている。 そういえば美術について歴史とかまったく勉強したことないんだよなあ、と思っていると、 導くひとは「音楽批評は美術批評に20年以上遅れているのです」などと言う。 だけどぼくはもう老眼だし勉強は無理なんです、英文も意味が取れなくなってしまいました、と、 ECM盤のマイケル・ガロッソのセカンドにあるスティーブ・レイクが書いたライナーを手にしている。 黛敏郎が近づいてきて「読まないで書きなさい」と怒っている。
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