Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEX|past|will
2008年12月16日(火) |
けいまがでてきたゆめ |
おれはジャンボジェット機になって空を飛んでいる。 うまく風に乗れているのは、いま受けている風向きにある角度と推進するちからとをバランスを取れているからだと体感している。 うしろからもう一機のジャンボジェット機が飛んできている。 バランスを取りつづけていると左旋回をしてなおかつ速度を126から212まで上げることが必要になることをおれは自覚していて、 体を左にひねって前進するちからを肩にこめている。 おのずと螺旋状に上昇していっている。 後方の一機が同じような軌跡を取り始めているのが見える。
これは衝突する可能性があるぞ。
そう思ったとたんにおれは部屋の布団の中にいて、 なぜか不精ひげを生やしたジャンパー姿の小太りのおやじがそばにいて、 ほら、飛行機から落下するように手のひらを使って風をさばきながら 体勢を変えてゆくんだよ、そうしたら空中で向かい合って挨拶したり 輪を作ったりできるよ、やったことあるよね、と言われている。 いやおれはそんな経験はない、と答えると、 そうなのか、この仕事をしていてそれが未経験なのは珍しいよ、 と言いながら、部屋の中にあるおれの本をいくつか取り出して見ている。 自分の蔵書をチェックされているのはあまり気持ちのいいものではないな、 と思いながら、そろそろ起きようと部屋の中を見渡してみる。
テレビの横の本棚に2こ入りのおいなりさんのパックが見えて、 これをこのおやじと分けて食べようと思う。 おやじが、台所の電球が切れているので買いに行こうと言う。 じゃあ起きて駅前のダイクマへ行き電球を買って そのあとライフで夕食の材料を買いながら いろいろ話しながらこのおやじの素性を知ろうと思う。
すると玄関のドアが騒々しく叩かれている。 おれがドアを押し開けて、だれだ乱暴に叩くのは!と声を荒げると、 見知らぬ180センチくらいの高校生が制服とランドセル型のカバンを背負って部屋に入ってこようとしている。 その高校生のうしろに同じ格好をした長男が追っかけてきた様相で、 おい、そこはおれのおやじの部屋だろ!と叱りつけている。 何の事情があるかわからないが、この高校生の行為は無礼であるから、 おれはそいつを押し返し、胸ぐらをつかんで洗濯機の横の壁に押し付ける。 おまえ何やってんだ?と押さえつける。 何言ってんだ、あんたは息子のそばにいられなくて駅前で肩を落として泣いていただろ、とその高校生は言う。 まったく思いあたるふしはないが、そばで長男も見ているわけで、 ばかやろう、息子と離れて暮らしている父親の気持ちなんてそういうものだろ!どこがいけないんだ!と高校生に向かって叫ぶ。
おい、タカヤマ、それはおれの父親だぞ!おれじゃないぞ!と長男が叫んでいる。
この高校生は気がふれているのか。
|