Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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6人のピアニストがショパン全曲プログラムで競演する『ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)』を東京オペラシティで聴く。徹夜明けで聴くことができたのは朝からの3公演でしたが。
新宿駅地下で古本市があって、そこで入手した 『アフター・アート』勅使河原純著(スカイドア社)1998が良かった。 ボルタンスキーについての章から始まる全7章。
おれの嫌いなショパンを、6人のピアニストで聴き比べるなんて、そう何度もチャレンジできることではないし、ショパン・イヤーとなる2010年にはいやがおうにもショパンについての強靭な耳を確立しておく必要性もある。
固定した高い世界レベルの実力が認められる2人、 ものすごくこれからの可能性に惹かれる2人、 情熱一本の人気があればいいのかと疑問を持つ2人、が、確定した。
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ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で、日本の聴衆に新しいかたちのクラシック・コンサートを提供し、注目を集めるカリスマ・プロデューサー、ルネ・マルタンが、今秋、日本で新たなプロジェクトを立ち上げることが決定した。そのプロジェクトのタイトルは『ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)』。その内容とは、出身も世代も異なる6人の名ピアニストたちが、ショパンのピアノ独奏作品を作曲された年代順に全曲を演奏。それぞれのコンサートは約60分のショート・プログラムで構成され、数人のピアニストが登場し、ショパンの名曲が、それぞれ違う個性によって表現されという、これまでなかったコンサートの切り口で実現する。4日間全14公演で行われる。 プロデューサーのルネ・マルタンは、「『ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)』は、まさにショパンの人生を、作品とともに追うピアノ・リサイタル・シリーズです。6人のピアニストは、その実力と音楽性を互いに認め合い、ルネ・マルタンのコンセプトに賛同して集まったメンバーで、ショパンの人生を紹介する"チーム"です」と、この全曲演奏会を通じて、ショパンの人生を浮き彫りにしたいと考えている。 そして、注目の6人のピアニストだが、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ、イド・バル=シャイ、フィリップ・ジュジアーノ、児玉桃、アンヌ・ケフェレック、アブデル・ラーマン・エル=バシャと、マルタン自身のセレクトによる「ショパンに対して同じような感性を持った演奏家」がずらりと揃った。また、今回の企画では1回の公演に6人全員が登場する場合もあり、一つのコンサートで数人のアーティストのショパンを聴き比べることも出来る。まさにピアノに生涯を辿り、ショパンのピアノにかけた人生が追体験できるのだ。 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に次ぐ、ルネ・マルタン・プロデュース第2弾『ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)』。2010年のショパン生誕200年の"ショパン・イヤー"へのカウントダウンは、このプロジェクトからはじまる!
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