Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2008年03月26日(水) 淡交社の『日本の伝統音楽講座音楽』






おれに、狂言と能のライブに行かせてくれ!
この日経の広告・・・。1公演1まん。2公演1まん9せんえん。
読売では連日のごとくジャレットの3年振りピアノ・ソロ・コンサート1まんえんの突き出し広告が出てるが、売れてないのはあたりまえだろ。
この日本の文化がいちばんヴィヴィッドに新しいんだ、2008ねんは。

たとえば、即興と現代音楽と日本の伝統音楽とのおびただしい融合の失敗の試みたちを、その屍たちを、見据えるときに、
やはり残るものはこれなんだと、後進に指し示す義務がおれたちにはあるだろう。
残るものは伝統だけなんだと、指し示す義務さえある。

淡交社の『日本の伝統音楽講座音楽』という書籍が発行された。



おれはこの本を手にして魂が震えたぞ。
アイヒャーが1969年にEdition of Contemporary Musicと宣言して音楽のラインナップを見据えたときの気持ち、と、同格の視野を持つ。

精神を受け継ぐのはおれたちだ。



おれが視た三善先生はこの本の最初の写真になっている楽器を持った埴輪だったのだ。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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