Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年01月12日(金) |
小川隆夫著『ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100』 |
小川隆夫著『ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100』河出書房新社(2006)を読む。
小川さんがさまざまなミュージシャンにブラインドフォールズテストをやってインタビューした中から、再編集されたもの。
ポール・モチアンの発言 「エルヴィンとわたしは55年にニューヨークに出てきた同期だよ。最初彼を聴いたとき、正直言って負けたと思った。」(1991年) エルヴィン・ジョーンズのあとトニー・ウイリアムス、ジャック・デジョネットが登場し、ジャズ・シーンを刷新していったわけだけど、 この間、ずっとモチアンは現役だったわけだし、ECMレーベル創立当初からリーダー作を発表し、ジョー・ロヴァーノ、ビル・フリーゼルを擁してのトリオ、その発展型としてのエレクトリック・ビバップ・バンド、と、現在ジャズの最前線にいるのだからおそれいるではないか。 サニー・マレイから、ハン・ベニンク、ヨン・クリステンセン、そしてポール・ニルセン・ラヴというライン(ちとごーいん)とも離れてて。
ウイントン・マルサリスに対しては、マイルスもレスター・ボウイもそろって、ムード音楽だと厳しく断定している、ほんとーに断定している。
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