Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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光が丘図書館の駐車場。
夜は音楽の時間。
いくつか気になることがあるので、今日は中秋ではないけれど、月はやはり水戸街道を北上するのに着いてくるものだし、メセニーとメルドーはほら、奏ではじめたし。池上温泉だ。寒くなったら、池上温泉に行こうよ、と、誘ったら、「うん」と発声してくれた、おやじ想いの18のむすめ。中華屋のレバニラ定食にはかなわないよね、と、話していたから、近くに捜しておく。
ルトスワフスキのピアノ協奏曲、クリスティアン・ツィマーマンのガラスの破片のような美しい音。
翌日に編集CDRが届く。なんと、奇遇なことにドレミファソラシド宍戸留美の楽曲が冒頭から5曲もしかも絶妙な曲順で連なっている。単にルトスワフスキと宍戸留美は1990年に聴いていたという、それって同時代性を言えるの?同時代音楽と言えるの?それってほめことばー?
6・7曲目。知らんけど、さいこー。 いいよな、CD買えて。いいよな、聴いても腹が立たなくて。いいよな、そんなこと書けて。いいよな、若くて。いいよな、ばかで。 レジにならびながら新譜のパッケージあけてしまったことありますか。 床にしゃがんでCDを見続けすぎて足がしびれて立てなくなったことありますか。 名盤を手にして悩んでいる若者のあたまをたたいてやりたくなったことありますか。 センスのよいCD選ぶのは決まって美人で、コブクロ好きはブスばっかだと力説したことありますか。
8曲目のインスト。ぜんぶ引用フレーズのサーフィンロック調。
9・10・11・12曲目。 朗読と音楽。とにかく素晴らしい。こ、これ、なんすか? 永遠に懐かしい未来派指向。あがた森魚ファンことにプラネ派(=雪ヶ谷日記派)は必聴もの。
13曲目。サーカスの「ミスター・サマータイム」。そ、そうか、この曲の成功の8割がたはこのタイコにあったことを確信せり。ユリイカ! 14曲目。岩崎宏美の曲。いいノリのタイコだなー。 15曲目。サザン。桜井くんはこの曲の冒頭の歌詞「鏡の真ん中に汚れたぼくがいる」にインスパイアされてイノセントワールドの歌詞にしたのか。 16曲目。サザンの「東京」。ぼく、これ聴くとなぜかいつもジョンの「I WANT YOU」を連想してしますのです。 17曲目。森高千里ミーツYMOみたいな曲。 18曲目。ううう。パイロットの直接的ルーツに聴こえます。黄金ポップ。 19曲目。Hitomiの名曲。この曲調、この歌詞観。おちんちんにけがはえはじめた頃の純情なおとこのこを応援するおねえさんのような曲がhitomiには似合うのである。え?わかんない?いやいや、これ宇宙の真実だから。
20曲目。おざけん「いちょう並木のセレナーデ」。うええええん。聴かせないでくださいよおお。 この歌詞のひとことひとこと。 そうだね。いつか。いつか。ぼくたちはまた地球に生まれ落ちるから。いやあ、この曲やっぱすごすぎる。
21曲目。ミスチル「空風の帰り道」。この曲は「HERO」のカップリングとして発表された、彼方に「HERO」が聴こえるシチュエーションを暗示する隠れた名曲なのである。
22曲目。「いちょう並木のセレナーデ」のオルゴール・リプライズ。
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