Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年06月13日(火) |
ブノワ・デルベックのソングラインからの新譜『Phonetics』はマーク・ターナーを含んだクインテット編成なのだった! |
こんばんは。新月グループ、さばさば組のたぬき、の、ただです。■
太陽グループ、そよそよ組のチータNishi9raくん■(ぼくとの相性100%!すげー!)からの編集CDR『瞬間』『Beautiful』(2枚同時リリース、ロヴァ耳親子贈呈対象、Jポップ+Jロック+洋楽の渾身の傑作)の紹介が遅れておりますが、その返信CDR対策に、プリンスの「3121」と小谷美紗子の「奇跡」をつなげてみたら、あまりに良くて鼻血が出そうになった。なんでこんなに気持ちがええんや。ぐええ、いつだかの高柳昌行〜ポール・マッカートニーの曲順に匹敵し凌駕する展開である。・・・ひとりで楽しんでおります。
この10年に頭角をあらわしてきたジャズ界の才能、マーク・ターナーとカート・ローゼンウィンクル。それぞれのリーダー作を改めて耳にして、感覚の新しさと現在の表現を必然とするその厳しい覚悟といったものの所在に気付かされた。 このふたりはジョー・ロヴァーノ、ビル・フリーゼルと音楽的伝承のラインを描ける存在であることは留意すべきである。
そんなことを思ってネットをいじっていたら・・・思わず息をのんだ。
ブノワ・デルベックのソングラインからの新譜『Phonetics』はマーク・ターナーを含んだクインテット編成なのだった! Benoît Delbecq Phonetics(SGL SA1552-2) Benoît Delbecq, piano (& sampler); Mark Turner, tenor sax; Oene van Geel, viola; Mark Helias, bass; Emile Biayenda, drums
う・・・。おととしのリリースだが。 このCDがジャズ界の話題にならない時点で、世界のジャーナリズムは終わっていると思うぞ。 これはいわば言うなれば21世紀におけるジョン・ケージ、ミーツ、レニー・トリスターノ、ウォーン・マーシュ的展開なのである。天才ブノワ・デルベック、まんをじしてジャズ界に登場。うおおお。 ジミー・ペイジとロバート・プラントが新しいバンドを組んだ、に、匹敵するようなニュースではないか。はやく聴きたい!
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