Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年06月12日(月) |
プリンスが夢に出てきた Someday My Prince Will Come |
スウェーデン・チームのベンチに若き日のペーター・ブロッツマンがいたぞ。
丘山万里子「カミロのガーシュイン」■を読む。 ・・・ユダヤの「ブルー」については、彼らの国歌『ハティクヴァ』を思えばいい。・・・ 聴いたことがないのである。この曲、アマゾンで検索しても売っていない。来週光ヶ丘図書館に行ってみよう。どんな曲なんだろう。聴いたことはあるのだろうか。聴いたことはないのに、聴いたことがあると思ったりするのだろうか。
イスラエルががんばってワールドカップ決勝トーナメントに出られれば国歌を聴くことができるな。というわけで、今からがんばれ。
ボヤン・ズルフィカルパシチが来日する。>■
ディスク・ユニオンの告知、岡島豊樹「ジャズを深く知れば知るほど、ジャズとバルカン・トラッドは共通する......」 ■
ジャズ即興系CDを月に60枚以上を購入し120枚は聴取する、それは同好の友人先輩たちとの毎週のCDセッション、富山の薬売りまがいのカラーボックスにCD詰めてレンタルごっこ、CD屋のおねえちゃん、ジャズ喫茶のおじさまのハイコレ、も、含めての熱狂ぶり。 20世紀中のぼくはそのようだった。 「このレーベルで見るラディカル・ジャズの現在」■は、これで宿題はおしまい、の、気持ち。 ここで示した10レーベル、もはやなつかしい、としか思えない、のは、ぼくには旅に出る理由があったからなのだった。
また夢をみた。プリンスが出てきた。
うちの会社には20代30代の筋肉もりもり武闘派な輩がわんさといるのであるが、みんなで集まって、木造4階建て築30年といったアパートのような建物を取り囲んでいる。 建物にはところどころ碁盤の目の木枠に板ガラスがはさまったままに、何年も密封された状態のまま放置されていたのだという。どうやって詰めたものか、建物いっぱいにゴミや家具や布団やがらくたがほとんどの空間を埋めるように詰まっている。これらゴミごと建物を解体しなければならないというのが今日の使命だということだ。今日にかぎってどうしてそんなことをしなければならないのだろう。そんで、建物の中には板ガラスを通して、1センチほどの半透明状態のノミが無数に充満してうごめいているのが見えるのである。 若い連中は「今からやりますんで、たださん、指揮のほう、おねがいしまーす!」と、さわやかに言って動き始めてしまう。 「ちょっとまってくれよ」と、逃げるところ逃げるところ、早くも解体した建物の破片や家具の一部や布団のかたまりが次々と降ってきては、かおじゅうくびじゅううでじゅうせなかじゅうに半透明のノミにたかられてしまう。 「たださん、はやく指揮してください」と声がする。 逃げまわって途方に暮れていると、この解体作業に従事できない人員が避難する四畳半部屋というものが設置されている。 中には白黒テレビがあり、大相撲中継が放映されている。 見ると顔なじみ数人がごろごろしており、「今日のところはおれもこっちのグループだよなー」と言いながら入ってゆくと、武闘派な連中のひとりが「きみたちはなんでこの作業に従事できないのか!」と怒鳴っている最中だった。 「そうは言ったって、ひとには適性があるからさ、もう、やめなよ」と命令する。 「いやあ、おれ、こういう仕事は引き受けないねー、まいったまいった」と缶コーヒー(赤ワンダ)を買ってきて座布団に座ろうとすると、小柄のプリンスが寝そべっているのにつまづいて抱きついてしまう。プリンスは無言のまま大相撲中継を観ている。 ぼくはプリンスのおへそからちくびのあたりの体毛をなでながら、怒鳴っていた部下を見上げて「おまえさ、このひとを誰だと思ってんだよ!プリンスだよ!音楽の神様だよ!・・・ええと、・・・おまえら音楽聴かないのかよー!」と、どう説明していいものかしどろもどろになって困っているうちに夢のつづきがわからなくなってしまった。
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