Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年05月05日(金) |
『Anthony Braxton 23 Standards (quartet)』(CD LR 402/405) 2003 |
ブラクストン。アンソニー・ブラクストン。ジョン・ゾーンも天啓を受けたアルトサックスの金字塔『For Alto』のブラクストン。 最近のブラクストン、誰も聴いてないだろ。 おいらもチャーリー・パーカー・プロジェクト以来聴いていない。 ・・・お。調べてみると>■、新装CD化されているではないか。 『Anthony Braxton’s Charlie Parker Project 1993』(hatOLOGY 2-612) アルトッサックス史上、もっとも知的であり致命的に音がきたないアンソニー・ブラクストン。 が、チャーリー・パーカーを演る、という、「どう革新は神と和解するのか」という、致命的に無意味な命題に立ち向かうような、まさに、阪神ファンの琴線に触れるような、無鉄砲な勇気、そして、格闘の成果。これはすばらしい作品である。
・・・いいから、だまって買え。耳をふさいで聴け。・・・
もし、かみさまがブラクストンにデズモンドの音色を与えていたら、ジャズの歴史は変わっていたと思う。まじで。わたしはわたしの耳をかけてそう言いたい。
ブラクストンがスタンダードを演った4枚組CD、が、英レオから出ているというので、聴いた。■ これが。なかなか、いい。サイドメンは若手。若手の演奏センスが、今風というのか、現在を演奏している。ラップトップミュージック経過後の耳で演奏しているのがわかるから、この与えられた試練でのズラしと推進が心地よい。そして、ブラクストン、わざとなのか、狙いなのか、ちょっとズレているところがかわいい。おじいちゃん、がんばって。
ふーん。ブラックストンはファウンデーションを持ってBraxton Houseというレーベルを発足させているのか。 >■
あ。
なに?ECMレコード(USA)という単独作品があるぞ!なんだ!なんだそれ! >■ >■
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