Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年03月14日(火) |
『武満徹・響きの海─室内楽全集(全5巻)』 |
『武満徹・響きの海─室内楽全集(全5巻)』■ タケミツとともにタケミツを空気に響かせたひとたちが大切に弾いたライブ演奏がここに集大成された。後世にとってのスタンダードである。 この春のわたしの愉しみは散りゆく桜の花びらが雪のような深夜に。 期間限定特典CDを入手できるのでまとめて買うのがよろしいかと。そいえばECMで武満は出てないですよね。アイヒャーの耳にはどう響くでしょうか。アイヒャー・コンセプトでのタケミツの再現も聴いてみたいものです。ヤンガルバレク、デヴィッドシルヴィアン、武満徹の3者は互いに意識する同時代を過ごしながらメタレベルでの共演はしていました。
きょうは。レオンハルトのゴルトベルグ(54年録音)から聴き始める。心臓の表面をマッサージされるくらい良い。おお、ほんもの。 次にシュニトケ〜ロストロポーヴィチ〜オザワの93年録音チェロ協2番+インメモリアム盤。シュニトケは好きだけど、これはちとハズレ。 トスカニーニ〜ホロヴィッツのチャイコフスキー43年録音をかけながら、ヨーグルト、ゆうべの焼肉の残り、煎茶、ゆうべのポテトサラダののこり、黒須+農協グレープ果汁、コーヒーでたばこを吸っているとむかしあった御茶ノ水の名曲喫茶に居るような気持ちになる。
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