Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年12月02日(金) |
ミスチルファン必携、山下邦彦著『Mr.Children Everything―天才・桜井和寿 終りなき音の冒険』(太田出版)1996 |
こないだ東京ドームのミスチルのコンサートのとき、馬券売り場入り口にある本屋で 山下邦彦著『Mr.Children Everything―天才・桜井和寿 終りなき音の冒険』(太田出版)1996 が、2メートル幅の陳列棚めいっぱいに並べられていた。200冊は並んでいた。
「桜井和寿のメロディーの変遷をかなり詳細に分析しており、さらには、1996年時点で翌年の活動休止を予言していた。ディープなファンにとって、この本は必携である。」そのとおりである。
いや、山下邦彦の「きみが探しているのはesなんかじゃない」と指摘されたことに反応して、桜井はその誠実さゆえに反応していたことが、活動休止の理由のひとつであった可能性がある。 活動復帰(「終わりなき旅」のリリース)に際して桜井が取材してほしかったのは山下邦彦ではなかったか。
この本から10年。
わたしは山下邦彦が「Not Found」や「ファスナー」「天頂バス」をどのように聴いたか、非常に気になる。
山下邦彦がアナライズしてきたのはキース・ジャレット、坂本龍一、ビートルズ、ユーミン、小室哲哉、チック・コリアというラインナップ。 (・・・え?チック・コリアだけは、わたし感覚的にピンときませんが。)
Jazz Tokyoで、山下邦彦と菊地雅章の公開質問状という企画が進行している。 >■
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