Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年11月20日(日) |
オーネット・コールマン来日ニュースにまじぎれ。 |
「遂にJAZZ史上最強の神“GOD”がやってくる」んだそうだ。 オーネット・コールマン、75さい。 86年のライブアンダーザスカイのときはプライムタイムの編成で、まだ54さいだし、カッコよかったけど、ねえ。 Ornette Coleman, drummer Denardo Coleman and bassist Tony Falanga & bassist Greg Cohen 息子のタイコと、ベーシスト2名というカルテットのようです。この編成とメンツ。 さらに山下洋輔のソロパフォーマンスというオマケつき。
オーネット・コールマンはプライム・タイムという延命まで、です。厳密に言うと『トーン・ダイアリング』が『ヴァージン・ビューティ』(名盤)を更新できなかった時点で、すでに停止していたと判断されます。 山下洋輔は時代の熱気を象徴しただけのイカモノにすぎません。
観る価値のないものを抱き合わせして最上級の賛辞を付けて販売するという、あねはもびっくりな文化偽装イベントと言えるだろう・・・、 ・・・て、それがフリージャズらしいと言われれば。 これで通用すると値踏まれた音楽ファンたち。チケット買う方々のアンテナのなさは、ホワイトバンドしているガキなみだと思う。ジャズを聴き始めた竹下通りの歩行者に「アメリカの自由なジャズの神様が来日するのです。日本の神様もピアノを弾きます。」と誘うのよ。
・・・・
ますます意味のわからないジャズファンが増えるわ。でも、75さいのオーネットコールマンて観てみたいかも。
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