Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年11月05日(土) |
平井堅の「POP STAR」。ミドリカワ書房。 |
平井堅の「POP STAR」■。ミドリカワ書房の「顔2005」「それぞれに真実がある」■。うわーん、心の耳に鳴りまくってますー。ぜったい買うー! アジカン、トラジハイジのファンタスティポ並みの心奪われ具合。
平井堅の作詞作曲、亀田誠治のアレンジ、互いに肩のちからがすっと落ちている相性の良さに、平井堅の歌いたい気持ちが乗っかっている。 作詞・作曲・アレンジ・気持ちがどれも突出しないでいて、それが成功している。 さらに、PVでの平井堅の動きと表情!が加わり、これはまさにフレディー・マキュリーの色気でありオーラであり、大成功に導いている。 ジャケットのラクダの首のくびれは、プリンスのLovesexyにおける花弁と同様の効果を出している。
ミドリカワ書房の、ママと別れたってオマエはパパの子どもだからなー、なんて歌、半泣き半笑いの心情を鮮やかに切り取っている。 未婚の同僚には「オンナなんてどれだっていいんだよ、おかあさんの資質で見ろ、子どもはね親のそれまでの人生をぜーんぶ肯定してしまうすげえちからがあるんだ」と、人生の三大楽しみ「子どもとの入浴」「中古CD屋での発掘」「編集CDR作り」を説きながら仕事をするわたし。
正月に鳥取まで車で行ってきたけどあれは楽しかった。9月に高野山に行ってきたけどあれも楽しかった。 思い出はどんどん嬉しくなってゆくんだ。風呂の中で思い出がときどき顔を出してぼくを育てていく気がする。
だから一緒に旅行をした友だちとは人生のたびじをずっと続けようと思う、そういう時間をあじわう、じっとした待ち時間のような沈黙。 また出かけよう。
内田樹さんと春日武彦さんの対談著書『健全な肉体に狂気は宿る 生きづらさの正体』(角川書店)、これだっけ?読みたいの。 車の中から見つかりました。「自分探し」禁止!なんだってよ。だってわかりあえるわけなんてないじゃん。ちがう彗星の軌道なんだし。
ついでに3年前に作った編集CDRが傷だらけになってでてきて(乗るひとがみんな踏みつけてしまうんだ!)(かたずけないわたしがわるい) 椎名林檎と草野マサムネが歌う「灰色の瞳」や、ドリカムのうれしいたのしいだいすきや、ジムホールのライブインベルリンや、ブラッドメルドーのラーゴや、おざけんのさよならなんて言えないよや、フリッパズギターのカメラカメラカメラのギターポップヴァージョンや、小坂明子の「あなた」や、エリカパドゥや、由紀さおりや、木村弓。
新鮮で耳にしみる。耳がまぶしい。外は雨。
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