Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEXpastwill


2005年09月11日(日) 日本

沖縄在住の老人が戦争体験を語る映像を観た。その語り口。
大阪西成区在住のごろつき兄さんがいちゃもんをつける言葉に対応した。その語り口。
ほとんど文化が異なると言っていい。方言である、と、ひとことで片付くものではない。
日本国といっても、ものすごくばらばらな文化がひしめく、すなわち方言・風習・習慣がマンダラのようになっているのが実際ではないのか。
世阿弥と能を基盤とするであろう日本文化の本質といったものは、かなりの局地的なフィクションであった可能性が高い。
白洲次郎と白洲正子のもとに集いし戦後の文化人たちがこぞってルネッサンスしていたのか。陶酔していたのか。

『女王の教室』で、天海祐希さまが、
「どうして勉強しなきゃならないんですか」「どうしてひとを殺しちゃいけないんですか」という問いにきっぱりと答えていた。

9月11日。
あのWTCの惨劇の映像。放映されなかったいろんな映像があると思う。
あれから飛行機が刺さって爆発するシーンとか、WTCビルが倒壊するシーンとか、
ぜんぜん観ないのだけど、「また観たい」とまじで思う。
それって内田樹さんの9月9日で指摘された日本人の病理とつながっているのか?


日本のあちこちの土地を旅して、その場所に自分を植えつけるようにして、じぶんがお茶碗になったときには、あちらこちらの水脈をたどって、さまざまな記憶を旅するようなことができるように


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

My追加