Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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GWの突入は西那須野・塩原の水色に冷たくて涼しい風の中。
4月30日に伯父が亡くなっていた。 こどもの頃、 親戚一族、じじばばから赤ん坊までの三十数名を、自家用のマイクロバスに乗せて、留萌の海水浴に連れていってくれてありがとう。 ぼくを助手席に乗せてくれてありがとう。 あの空の青とスピードと風のにおいとラジオからかかる音楽に、 ぼくは、その後に出会う音楽やすべての幸福の予兆を観ていたような気がします。
過ぎ去りしあなたへ 思い出のあなたへ (「手紙/Mr.Children」)
Yukiの新曲「長い夢」を聴く。 「どう?いい曲でしょ?」とエクスワイフがCDRをかける。 「んあー。Nokkoの「DREAM MACHINE」にエイフェックス・ツインを足してビョークの「Hyper Ballad」仕様で出来たような曲だね。Yuki特有の“あ”音に歌唱を安易に開放しないところが禁欲的でいい感じかも。」 と、こたえる。 「そうそう、Nokkoの、ね。」と、高校三年生の彼女が後部座席から反応する。 「後半のギターによるサウンドの重しによって安定着地させるのは微妙かな。ミスチル桜井の登場以降、メロディーの三重構造がJポップ水準になっているから、ぼくにはもの足りない。」 「Yukiって、こないだ子どもが突然死したのよね・・・。■」 「えっ?・・・」
ばいばい長い夢 そこへ行くにはどうすればいいの 迷子になるよ 道案内してね (「長い夢」)
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