Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年06月15日(火) 「みんな夢の中」・きよちゃんとお医者さんごっこをする約束・老後の計画

おろ。いつのまに老境におるのかの。

朝、仕事から帰って、歯をみがいて、せんたくものをたたんで、一服しながらたたみの上にはいざらとコーヒーを並べて、みる。
静かに。ガラス窓の向こうが淡い日差しでぼやけてゆれている。
一服のけむりと喉をついてゆっくり出てきたのが「よーろこびーも、かなしみもー、みんなゆーめーのー、なああ、かー」というフレーズ。

「みんな夢の中」 昭和44年 浜口庫之助作詞作曲  高田恭子
この曲の旋律は中国ふうですね。歌謡曲の本流、て、韓国ばかりでなく中国もちゃんとあるんでしょうか。



6さいのきよちゃん(わたしの4番目の子ども)が小学校にあがって元気にランドセルをしょって通学しているようだ。
「きよねねー、じぶんのこと、ぼく、って、いうんだよ。」
「どうして?」
「だって、わたし、っていうの、はずかしいんだもんー。」

そ、そうかー。われ発見せり、Hitomiがボクと自称して歌うのは、あの肢体を保持してしまった羞恥心によるものだったのか・・・。
ともあれ、ほとんど田中麗奈みたくなったスレンダー&チャーミングきよちゃんが「ぼくはねー」と話すさまは、かなりキケンである。
そんなきよちゃんが、最終兵器のようなコトバでわたしの耳を空爆した。

「こんど帰ってきたら、ぼくとおいしゃしゃんごっこしよー。」
「え・・・。ど、どんなことするの?」
「みみにあててねー、しんぞうのおととかー、おなかのおととかー、ちがながれるおと、きくの。」

そいえば、むかし代ゼミの医学部進学コースで数学を教えていたころ、ホンモノの聴診器をわたしは購入していたのだった。
そいえば、女子の受験生や事務のOLの心臓の音をたくさん聴いたぞ。彼女らにブラウスの中に自分であててもらったんです。
なんだか、すいぶんいい思いをしたような気がする、今となっては。よく考えると、すごいことしてたんだな。
当時わたしはまじめでした。
今もまじめです。
何の話でしたっけ。今度(26日)、きよちゃんとお医者さんごっこをする約束をした、ということです。忘れんどこ。

PS
そうだ、きよちゃんねたでジョーマネリのECM新譜への想いを綴ろうと思っていたのだけど、まあいいか。
5月5日に急逝した岡崎律子さんの限りなくピアニシモなソノリティで透明な乙女心を歌った名曲「Forフルーツバスケット」、この曲をフューチャーした編集CDRの紹介が遅れててすいません。
そうだな、老後はCDをノンジャンルで3000枚以上を持っているひとたちだけで半径1キロ内にアパートの独り暮らしをしまくる。年金はぜんぶCDに消えてしまい、食費はあれだな、若いリスナーにCDを貸すのにあんぱん1コとCD1まいとかにして・・・、お?イケるぞ。この案。よっしゃ、これから集めるのはレア盤だ、レア盤!


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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