Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年05月22日(土) |
スウィングガールズ!美少女と拉致とジジェクとジムブラック |
この秋に公開されるこんな映画。 ジャズやるべ!スウィングガールズ!Girls meet Jazz!!!(■) ・・・ふはは。なにが電子音響じゃ。そなもん、ジムオルークとパナソニックと池田亮司あたりが出揃っていたあたりがピークだったっしゃね。生サックス、生ベース音の深みは、そげな電子回路で増幅されただけちうイカサマな仕掛けに流行られても負けることはなか。林栄一は聴いたことあるとね、斉藤徹を聴いたことあるとね、小山彰太ば聴いたことあるとね。 いかに達人であろとも、仙人であろとも、若き乙女の直感にはかなわない。ここで言うところの“若き乙女”の抽象度は高いぞなもし。 (美少女と言い換えてもおおむねよく、三島由紀夫や天皇、稲垣足穂にまで拡張させられる概念ではあるらしい。『新現実』で読んだよな気も。)
今日、北朝鮮の拉致被害者の子ども5にんが帰国。ボブ・サップが藤田に負ける。
声高に北朝鮮の人民は洗脳されていると叫んでみてもなお。わたしたちは日本で拉致されていないと言えるのか。こんな豊かさを享受している内実は、100種類にも満たないカップ麺や1000種類にも満たない新譜CDや108つほどの煩悩の選択です。
スラヴォイ・ジジェク(■)の著書『信じるということ』を、 かなりな幻想に哀しくも拉致されて傷ついてしまったことがあったひとと、そうではないひとと、(この区別は明確ではなく連続しているけど) どのように読まれるかは、明らかに異なると思う。テキストは永遠に読まれない、のです。
わお。ジム・ブラックの演奏が見れるサイトが!>■ 愛読させていただいている沖縄日記さん(■)、ありがとー。 (そいえばジムブラックの国内盤は2枚ともあたしがライナーを執筆していました>かなり遠い目・・・)
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