Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年05月01日(土) |
「ボク」と歌うだけでフヌけた歌を駆逐するhitomi・音楽は買わないと聴かない2 |
「そしてボクは、ここから旅立つよ」と、hitomiが歌う5月に突入した。2年半ぶりのアルバム『TRAVELER』が世界をくつがえす。 hitomiの声が「ボク」と歌うだけで、その響きの成分だけでおおかたの野郎どものフヌけた歌が駆逐されているのがよくわかるなり。 (しかし、この「心の旅人」はCCCDである。悔い改めよ。)
油断していると、森山直太朗の「生きとし生ける物へ」、スマップの「世界で一つだけの花」、が、有線で“続けて”かかっている! なんかホント、SFにあったジョージ・オーウェルの『1984』の世界にいる、気がする。
「いるん、だよ。」
(そしてミスチルの「PADDLE」がかかる。平原綾香の「永遠」がかかる。)
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キャバレー・ボルテールの『The Original Sound Of Sheffield ‘78/’82. Best of,』(ミュート・レーベルのコンピレーション)、 Bump of Chickenのセカンド『LIVING DEAD』復刻を購入。ひさびさに聴く「グングニル」、やっぱ彼ら、いいわー。
▼音楽は買わないと聴かない2 いや、つまんないことなんだけど。 買ったCDが良くなかったら、良くなるまで聴いてしまうんです、わたしたちの階級は。 貧乏性と言っていいです。貧乏なくせに「鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス」と殿様ぶるのも品性の劣っておる証しでして。 「10回聴いたらわかるかもしれない」「5年経ったらわかるかもしれない」「深夜に独りで聴いたらわかるかもしれない」、あくなきチャレンジ精神。 慣れというのはおそろしいものでして、美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる、これ、人類の叡智でもあり。 あれ?何をどういう道すじで書こうとしたのかわすれた。 道すじなんてないくせに。 わかります?
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