Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年04月20日(火) |
ビル・ブルッフォードの公演間近・これはマズイ!法案!(3) |
ビル・ブルッフォード(Bill Bruford)が関係する二つのバンドの東京公演が迫っています。4/21, 4/22 が The Borstlap/Bruford Project 公演、4/23,4/24 (昼と夜)、4/25(昼と夜)がEarthworks の公演。両公演には最高峰のPA/モニター・音響チームがついてバックアップします、とのこと。 ■
こないだまで、ブラッフォード、て、言ってたけど。おー、サイトめっけ。 ■Bill Bruford Official Website
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本来CD還流阻止法案(アジアにおける日本原盤の限定的措置)であるべきものが、 (全ての)輸入盤規制法案と、いうふうに読める状態となって、法案は可決されるでしょう。
でも、どの輸入盤CDが規制されるのかな…。 A.日本のレコード会社はたくさんのライセンス・レーベル持ってますよね。 (ECMもJazzlandもユニバーサル、enjaは徳間、hat hutはキング、thirsty earはボンバ、というふうに。) B.国内盤にしなくても、「ライセンスを持っている日本のレコード会社の輸入事業部」を通じて輸入盤が入ってきているものも多い、です。 C.日本のレコード会社の手の回らない(彼らには採算の取れない)ブツについて、輸入盤専門問屋業者がコマメに扱っているのも、あります。 D.輸入盤小売店(たとえばディスクユニオン)が主体となってダイレクトに海外からの売り込みに応じて入荷させているブツもあります。
B.C.D.を規制する、つうのは、ないです。
A.が主眼。ぶっちゃけ、クラプトンの新譜、とか、メセニーの新譜、とかが、国内盤しか、なくなる。それだけのこと。 ここでのモンダイはCCCDにされるかもしれないこと。でも、世界同時発売が当たり前になると、じきCCCDもなくな、ってほしい。 これらを扱う輸入盤専門問屋業者(て、あるのか?)を潰すのが目的なのか。
わたしはもちろんこの法案には基本的に反対ですが、再販制度崩壊前夜の断末魔という気がしてもいる。 目指せソフトランディング、かな。 もちろん再販制度をやめて自由競争のほうがいいに決まっているんだけど、3000円とか2500円とかの画一的な価格の恩恵でもって、辛うじて制作・リリースされている(陽の目を見ている)国内盤CDというのもたくさんあるとぼくは思う。 将棋みたいなもんで、リスナーは消費行動を唯一の武器として次の一手を考える、べきだな。 みんなが容認している雑誌システムは、今後どーよ。
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