Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年03月24日(水) |
CDR『泥棒 2004.3.25』 |
机のまわりにあるCDから編集CDR第2弾を作って夜更かし。 入れるつもりの曲の半分もいかないうちに78:55のタイムリミットになってしまう。 お楽しみの自分解説をするまえに聴いてるうちに眠たくなってきました。
Flag / Joe Henry (5:11) from『Tiny Voices』(Epitaph)2003 ※ドラマーのジム・ケルトナーを聴け、ということです。 Palhaso / Egberto Gismonti (4:09) from 『Alma』(Brazil-EMI)1987 ※ピアノが世界一上手いギタリスト、エグベルト・ジスモンチのここに現れるリリシズムにはかなりとろけさせられます。 Half Moon / Tokyo Zawinul Bach (10:38) from『Live in Tokyo』(Masayasu Tzboguchi)2001 ※坪口昌恭・菊地成孔・五十嵐一生による東京ザヴィヌルバッハの自主制作第1作の1曲目。 My Pal Foot Foot / The Shaggs (2:35) from 『Philosophy Of The World』(RCA)1969 ※音楽史の奇跡の年69年にシャッグスは自覚しえない?ハーモロディクスをすでにやっていたのでは、と疑わせる。 京都慕情 / 渚ゆう子 (2:38) from the single(EMI)1970 ※フリッパーズギターの登場にバンドの方向を模索していたミスチル桜井が思わず感涙して歩む道を悟ったという名曲。 おなじ星 / Jungle Smile (5:43) from 『林檎のためいき』(Victor)1998 ※生死の境までの恋愛観をつい歌ってしまう彼ら。背景音には“死した富田靖子が織田裕二をあの世に誘うシーン”(ドラマ)が聴こえる。 Face / 高木元輝トリオ (8:26) from『幻野・'71幻野祭・三里塚で祭れ』1971 ※サックスだけ別格。当時のバカ者たちが「ごくろうさーん」「よーし」「もっかい吹きなおせ」と野次る雰囲気に走る虫酸が調味料。 Excusa Aqua Going / Alejandro Franov (10:50) from『Accesorion』(mu records)2000 ※南米の音響派による海中旅行記のような時間。 大きなあなた小さなわたし / Shiina (4:20) from the single(ForLife)2001 ※ボコーダーによるアレンジが突出した躁状態を示しており、キャバ嬢が純情を歌うような有り様がはなはだ倒錯的に聴こえる。 武満徹 : Stanza II (1971) (6:26) from『武満徹・翼(Wings)』 ※この曲順で聴くとポップに聴こえさえする武満の音のスケッチ。 ダンケ(Danke) / 梅津和時+原田依幸 (9:45) from『DANKE Donauschinger Musiktage ‘80』1981 ※権威ある現代音楽祭でのあっぱれな日本男児の“かけ声”即興。聴衆のどよめきと喝采も聴きもの。 Space Shipp / Mattew Shipp (3:23) from『nu bop』(ThirstyEar)2002 ※あらら、この先鋭的ジャズ演奏がこのCDRではお飾りに過ぎないように聴こえてしまうのは選曲ミスなんだろうかそれとも…。 泥棒DOROBON 岸田今日子 (1:22) ※朗読バージョン。 泥棒DOROBON / UA (3:25) from the single(Victor)2002 ※ううあのこれは、まさに“化けた”、さらに“化けた”というシングルだった。ジャズ、感じます。
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