Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年02月08日(日) 「田中宇の国際ニュース解説」・二葉百合子「一本刀土俵入り」・スピッツ「月に帰る」・ディスクユニオンの番組

「たださん、ディズニーランドをグローバリゼーションの象徴として批判したのは、東京ディズニーランドができた時点での“いわゆる左翼”の物言いでしたし、それを、荒地のリーダー的存在でもあった重鎮・鮎川信夫が老いた母親を連れて東京ディズニーランドへ行って“ほんとうに楽しかった”とやんわりとかわしたんですよ。その意味はわかりますか?」

ひええ、わかんないですー。

「シスターニ師の発言とそのからみは、たださんに教わった田中宇さんの配信メールにすでに書かれていますよ、ちゃんと読んでいますか?ここからぼくたちが知るのは、かなり先までシステマチックに紛争ごとはデザインされているという実感なんです。」

ひええ、読むの、さぼってましたー。

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■田中宇の国際ニュース解説

ううむ。さすが哲学を究められておられるわかいひとにはかなわん。じゃが、わしはわしを生きにゃならん。なむさんー。


二葉百合子の「一本刀土俵入り」(昭和35年)を聴く。三橋美智也のヴァージョンは未聴なり。まっご、すばらしかー。

昭和35年、というと、1960年である。わたしが生まれる1年前、である。わたしのご父母が摩周湖の新婚旅行で燃えた夜である。

わたしが東京に出てきたのは1980年で、流行に惑わされずにわたしはディキシーとかスイングばかりを耳にしていたのだからお笑いである。
1920年代のジャズの録音。自分の父親どころか祖父が幼少の時代である、と、世界認識(ちと、おおげさ)して聴いていたものである。

二葉百合子の「一本刀土俵入り」。アレンジが、古い、しょぼい、と、みんな思うだろう、しかし、いま、誰もこのような演奏の審美では弾けない、だろう。サウンドから聴こえる、“演奏の意識”に立ち降りていって耳をそばだてると、これが、すごいいい演奏であることがわかるのである。


平原綾香の「ジュピター」。
すごい、いい。すごく、いい。声が楽器、それも名器のもの、で、歌われるような、素晴らしさ、だ。
ただ、これをもって、平原綾香は名器だ、とは書けないのが日本文化の不思議ではあるが。

▼スピッツの原点としての「月に帰る」

真っ赤な月が呼ぶ ぼくが生まれたところさ どこだろう
黄色い月が呼ぶ きみが生まれたところさ 湿った木箱のなかで
めぐり逢えたみたいだね 今日の日 過ぎてゆく
もう さよならだよ きみのことは わすれない

スピッツのファーストアルバムに収録されている。


久しぶりにディスクユニオンの山本隆・沼田順がDJをしている番組「ジャズ・イン・ザ・ワールド」を聴く。
これはFM東京の衛星放送ラジオ「ミュージックバード」の■ジャズ8の番組。
今日の曲目はこんな感じでした・・・
・ HB / Magnus Broo < moserobie 16 >
・ SOZABOUE / TUNA OTENEL < DIW DIW-426 >
・ De Oslo a Rio / Agustin Pereyra Lucena < CELESTE 6202 >
・ KEEP HOOPLE! / SEBASTIEN TEXIER < DIW DIW-476 >
モダンジャズ、フォービート、ハードバップ、の、現在のシーンを紹介してくれる番組。「現在演奏している」というジャズの楽しさを感じる。
おふたりとも「ジャズを真剣に聴け」「ジャズをBGMにするのは撲滅したい」とのお話。

ディスクユニオンというとDIW(disc in the world)を発足したばかりの頃の、若いジャズ・リスナーを「知らない世界へ連れ出す」姿勢にドキドキしていたことを、つい思い出してしまう。

時代は変わった。ちがう。わしが老いたのだ。もしくは。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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