Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年01月21日(水) |
「スターゲイザー/スピッツ」・DVD『CONCERT TOUR POP SAURUS 2001 / Mr.Children』 |
今日はスピッツのニューシングル「スターゲイザー」の発売日だった。 「水色の街」「ハネモノ」以来、1年5ヶ月14日ぶりのニューシングルである。 亀田誠治のアレンジを得て、も、やはりスピッツはスピッツのままである。
何度かリピートさせても、曲の全体が憶えられないでいる。いま何て歌っているのかさえ見失う。 曲の途中で、あちこちのフレーズ展開で、むかし聴いたスピッツのヒット曲の断片への展開を耳が連想してしまうのか、違う曲たちを脳が次々と聴いてしまっている。そして、あっと言う間にこの新曲自体が終わる。
こういった事態は、スピッツはワンパターンである、B級バンドの王様であった、クリエイティビティの欠如、行き止まり、を示すのだろうか。
スピッツを聴くと切なくてかなしくなってくる。かつてそうであったように、いつもそうであるように。でも、ほんとうに? なんとなく、2004年の1月、今の時代といったものにうまく居場所を見つけられないサウンドに聴こえている。 いつか不意に鮮やかな色彩を持ってぼくの耳に現れるのだろうスピッツのサウンドは、その本質たる「儚さ」をやはり維持している。
■スピッツの公式サイト デザイン文字がかわいい
▼ 『迷宮世界の入り口で ―― ECMレーベル案内 多田雅範+堀内宏公』 ■musicircus サイトへの公式掲載を完了。
▼ DVD『CONCERT TOUR POP SAURUS 2001 / Mr.Children』を観る。 ライブ盤『1/42』(2CD)における「I’ll Be」の完成度、が、いちばん出来がいいとぼくは思っていて、それの検証を兼ねて初めて観た。 うーん、やはり「I’ll Be」は『1/42』のものがいいかな。
1.OPENING 2.花 3.I'll Be 4.ラララ 5.君がいた夏 6.LOVE 7.星になれたら 8.車の中でかくれてキスをしよう 9.抱きしめたい 10.Printing 11.Dance Dance Dance 12.Round About -孤独の肖像- 13.Dive 14.シーラカンス 15.手紙 16.マシンガンをぶっ放せ 17.ニシエヒガシエ 18.光りの射す方へ 19.深海 20.Tomorrow never knows 21.Hallelujah 22.花 23.everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- 24.innocent world 25.独り言 26.優しい歌
なんか「Hallelujah」の歌詞「いつの日か年老いていっても、この視力が衰えていっても、君だけは見える」の感情の質感がわかった気がした。
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