Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2003年12月27日(土) |
「夜と日時計/小沢健二」 |
今日、小沢健二のシングル・コレクション『刹那』が発売された。
1.流星ビバップ 2.痛快ウキウキ通り 3.さよならなんて云えないよ(美しさ) 4.夢が夢なら 5.強い気持ち・強い愛 6.それはちょっと 7.夜と日時計 8.いちょう並木のセレナーデ 9.流星ビバップ
おざけん自身が選曲、マスタリング。発売されるまで発売日が二転三転した(いつものごとく?)、クリスマスに間に合わないところが、いい(笑)
わかっちゃいたけど、改めて「夜と日時計」、素晴らしい。 「さよならなんて云えないよ(美しさ)」は、不朽の名作『LIFE』を一曲にぎゅっと圧縮したナンバーだったけど、そこで、“高い山まであっという間に吹き上がる、北風の中、ぼくは何度も何度も考えてみる”の突出した詩情、というか。 それを根拠付けてもいる、 「夜と日時計」の、“川から流れる凍りついた空気は屋根を登り、急にぼくの目を醒ますよ”。 この、魂の上昇、としか言いようのない世界。サウンド。
(おまけ) 氣志團のGIGの終わりに突如流れたのかー!>「強い気持ち・強い愛」 氣志團のCDにも、完全にこの曲リスペクトのナンバーがあったし。ほんとタダものではない綾小路。
ジャズ・ファンは「夢が夢なら」の故・川端民生のベースがサポートする自由度にちょっと注目。
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