桜満開、あったかくてのどかな新年度のスタートにふさわしい1日だった。 でも、気分はちょっとばかりブルー。 先生方の異動が発表になって、息子がお世話になった先生が転勤されることになった。 教職員の異動があるのは当たり前のことなんだけれども。 卒業式で日の丸問題が勃発。 当事者であるその先生が処分されるかも・・・と心配していたところやっぱり異動なのかと。 懲罰人事なのかどうかなんて私たちは知る由もないし、 3年生を卒業させてひと区切り、別の学校へというのはよくあるパターンなので これはもうどうすることもできないんだなぁ。 私が学校現場にいた頃は、日の丸君が代は校長の裁量にまかされていた。 もちろん校長への要求など、さまざまな議論はあったけれどうまく折り合いをつけていたと思う。 それが、教員としてでなく母親として、我が子の卒業式で目の当たりにするとは。 ひとつだけ救われるのが、子供たちがその先生の行動を (行動したのは一人の先生だったけれど3年生担当の先生の総意だったらしい) 自分たちなりに考え、理解し、なんとかできないかと連絡を取り合っていたこと。 父兄も卒業式が終わったというのに臨時の保護者会が何度かあったのだけれど 子供たちも自分たちのネットワークで動いていたというのが頼もしい。 願いはかなわなかったけれど、思いは先生に届いたかな。
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