今日は新宿に出かける用事があったので 近場で見つけられなかったVISIOを探して来ました。 前回黄泉でVISIOに載った時もやっぱり近場の本屋では見つけられなくて テレビ誌の年末年始号の発売時にポスターとかのおまけ目当てで大手の書店に行って ようやく手に入れたことを思い出しました。 さすが紀伊国屋、いっぱい積んであるVISIOと日経エンタMOVIEを買ってきました。
演技について「自分から何かを発するんじゃなくて、何かを得て吸収する。」という市村さん。 剛を評して「何かを発信している感じはしないけれど、何かを伝える能力がある。」という麻生さん。 別の雑誌の別のインタビューで、図らずも同じような言葉が出てきたのに驚きました。 「発信しない役者」ってどうなんだろう?って思ったけれど 広告批評の剛の言葉を思い出しました。 「気持ちをきちんと持っていれば、演技をしなくても伝わる」 映画を見ていて「お前、ちょっと熱すぎるだろう」と思ってしまうってところは笑ったけれど 確かに伝える側が熱すぎると見る側は引いてしまうものです。 椿姫の時の土田さんの「気持ちを高めすぎるな」という教えが生きてるんですね。
喜び、悲しみ、怒り、切なさ、悔しさ。 伝えようとするんじゃない。 自分がそれを感じた時に、伝わる。 伝わったものをどう感じるかは見る人が決めること。
何かを発信しようと頑張っているわけではないと剛は言っているのに 私たちには確かに伝わってくるものがある。 不思議な力の持ち主だよね。
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