明日は明日の風が吹く
ゆっきー
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| 2011年02月05日(土) ■ |
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| 浅沼拓也という男 |
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ここにけっこう出てくるTAKUYAさんの
ブログの中から抜粋
これを読んでしばらく涙が止まらなくなりました。
自分はなんてしあわせだったんだろうって。
ほんとはリンクしたほうがいいんだろうけど
あえて抜粋します。
ここに残したいから、、、。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
当時、長崎の、
海星学園（当時は男子校）で寮生活してて、
もの凄く厳しい、、
寮官は元、海軍とか陸軍とか出で、
毎年、防衛大学が生徒勧誘に
くるような学校で（当時ね）
毎朝、中一（中学一年）
総員３６名事故無し、１、２、３、
とか点呼を玄関外に並んで、やらされ、、
私服禁止、部屋にコンセントは形では有るけど、
中学生の部屋はブレーカーを落とされていて、
暖房も冷房も、有るのに、
つけてくれなくて、寝苦しいし、、凍えるし、、
学校行ってる時に小さなロッカーも
開けられて、調べられて、私服等見つかったら
全部没収みたいな、、
僕は大事な靴を没収されて、
後、中三の一学期に退学になるんだけど、、
最後に返して下さいって、言ったら、知らないし、
きっと捨てた（覚えてない）って言われた。。
鍵も無い仕切りが有るだけの
１０人部屋くらいのところで、、
カメラも盗聴システムも有って、、
寮官の雑な、、気分次第の監視下の中、、、。
もしも、いじめにあったら２４時間体制で、
寝込みに複数に殴られる
のは、日常で、、、生き抜く為には、、
存在を消すか、
強者にならなければ、無理だった、、、。
生存戦争に負けた友達はうつになって、、
何人か病院に行ったし、、。
後にお父さんに、
何故？？こんな辛いところに僕を送り込んだのか、、
きいたら、、
アメリカングラフティー
（僕はトラウマで観てない）とか
アメリカ映画みたいな華やかな寮生活を、、
テレビで観たからやらせようという、、
軽すぎる理由だったんで、、
これまた日々、死線をさまよう僕には反抗（ROCK）に
目覚めるきっかけだったんですが、、
今だから言えるけど、、
うちのお父さんは喫茶店の二代目で、
おじいちゃんが厳しくて、
カゴの鳥みたいなコンプレックスが有って、
きっと僕を外の世界に逃がしてくれたんだと思う。
ありがとう
本当に辛かった、、けど、、。
そんでも、中二までは、
剣道部でバリバリ朝練とかしてたんですが、、
沖縄出身の体のでかい同級生に、部屋で昼間だけど、
不意打ちされて
頭蓋骨骨折、運動禁止、一年くらいだったかな、、。
今でもたまに痛いけど、、
そこで体育会系の夢は断たれて、、。
でもそんな障害を抱える当時の僕が、
周りを見渡すと、
受験を控える高校２年の先輩の部屋くらいから、
扱いが緩く、、深夜の受験勉強の為に
部屋も電源は機能していて、、
夜中に楽器の練習してる先輩もいて、、
僕は訪れても、大怪我もしてるし、
優しくもしていただいて、、
そこで、僕は音楽に出会うんですが、、
多分、頭が割れて脳の回線が別のところに
繋がったのかも？と最近は思ったりもしますが。
当時は80年代で、
シンセサイザーの音楽が流行していて、
キーボーディストになりたくて、
先輩のキーボード借りて、
戦場のメリークリスマスとか練習してたんですよ。
そんで、いよいよ、心を決めて、
キーボードを買おうと、思って、
でも、、当時でもシンセサイザーは高くて、
DX7は高すぎるし、
DX100(mini鍵盤)とかでもいいからと、、
実家におねだりの電話をこころみるんですよ、、、。
一階の公衆電話で、、
でも、、実家は話し中、、
話し中、、
話し中、、
どんだけ、、京都人話し込んどんじゃい
と、思ってたら、、、次の日、、
向こうから寮に電話があって、、
放火されて、、
家は燃え落ちた、、だって、、。
さすがに、、
キーボード買って欲しいとか言えなくて、、
落ちてたら、、風呂場で先輩が、、
ギターならお古を１万５千円で、、
ローンでもいいから
売ってあげるよって、、、。
そんな出会いで僕はギター弾きになりました、、。
当たり前ですが、
中一以前の思い出の品は、何も無いです。
燃えたんで、、。
でも、中学生の部屋のロッカーにギター置いとくと、
見つかればすぐ没収で、、、
楽器置き場の部屋は有ったけど、
鍵は日曜しか開かない、、、。
一度没収されたけど、、
こっそり窓の鍵を開けておいて、
外の壁を伝って取り戻した事もある。。
リアルルパン三世みたいに。
そんで、やっぱり隠し場所なんて
ロッカーしか無いんだけど、
すぐ見つかるから、
汚いパンツとかの山をかぶせて、、
触れたく無い、激汚い空間を作り出して、
ギターを隠して、毎夜、
練習してました。
でもね、電源が無いから、
ラジカセとか聴けなくて、、
小さな電池式のラジオで
深夜に聴こえた音楽の記憶とか頼りに、、
ギターマガジンの楽譜みて、、想像で、、
ここが１６分音符だから、、とか考えて、
HIGH WAY STARとかコピーしてました、、。
本物の音源を聴くのは数年後です、、。
（わりと出来てて、自分の執念に感心したよ）
この地獄から抜け出して、、
ギターヒーローになるんだと！！！
マイナスをプラスへ、、変える
そう、こころに深く切り刻んだ、、１４歳。。。
１５の頃にはバイク盗んで走り出す暇も惜しむ程、
ギターの練習。。
それが僕のビギンズナイト。
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私が尊敬してるTAKUYAさんはこんな人です（笑）
JAMを解散した後のニューヨークの旅で
あの悲惨なテロも目の当たりにしています。
いろんなことを経験してるから
今の優しさがあるんだなって思ったりします。
私の人生なんてまだまだあまーーい。
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