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ゆっきー
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2009年08月07日(金)
お礼の電話

これを書こうと思ったら一本の電話が・・・

義父の入ってるホームのヘルパーさんから
「代わりに電話をしてくださいといわれたので
おかけしました。お電話代わりますね。」

義父からの電話
たどたどしく弱弱しい声で
「昨日はどうもありがとう。
昨晩からつけはじめたんだけど、すごくいいんだ。
お礼を言いたかったんだが、電話ももうひとりで
かけられないんだな・・・」

私には昔のことはわからない。
義父がどんなにひどいやつだったか聞かされても
その場にいたわけではなかったから。
それでも、今はただの弱った老人であることは
間違いないわけで。

私は「また行くからね。大丈夫だからね。」
そういうしかなかった。
なんか涙でそうだった。
なんでもなければいいんだが。。。