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明日は明日の風が吹く
ゆっきー
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2007年04月29日(日)
後悔したって遅いよ・・・

老人ホームに行って義父に会ってきた。

22日に電話がかかってきて
「どうしようもなくさみしいんだ。
 相談もあるからきてくれ。」って言ってたんだけど
うちのだんなは冷たいのでほっておいた。
今日は私がいっしょに行こうっていって
むりやりいったんだけどね。

義父は元気ではあったけど、たしかに寂しそう…
ぽつりぽつりと本音を言い始めた。

自分の父ではないけど、なんだかかわいそうで
うんうん、と聞いてあげると
「夜、いろいろ考えてしまうと眠れなくなるんだ」という。
あの豪快に眠るはずの義父が。

自分が死んでお骨になったときに帰る場所がない…と
考えてしまうらしい。
老人ホームに戻っては来るのだろうけど
本人が思ったのは帰れる場所のはずだった家を自分で
壊してしまったこと。

私は「お義父さん、おうちを壊さなければよかったのに!」と
言ってしまった。今まで我慢してたんだけど。
義父は「そうだな。」と悲しそうに言った。

なんでも自分でもわけがわからんうちにそういうことに
なってしまったんだと後悔していた。
次男とふたりだけで相談して決めたことはわかってたけど
なんだかわけのわからん業者もからんでいたらしい。
でもね、どんな理由でも後悔したって遅いよ、お義父さん…

いろいろ話しているうちに私の目からなんだかしらないけど
涙がポロポロこぼれてきた。
どうも亡くなった義母がおりてきちゃったみたい。
家を壊されたことがいちばん悲しかったのはきっと
義母に違いないし…そのことで息子3人が仲たがいするのが
もっと悲しかったのかもしれない。

自分の家ではないけど、更地になった場所を見て
私も悲しかったな…