クサナギツヨシの不思議を探して〜ひろりん独り言〜
ツヨシ出演番組・映画・雑誌などなど…への、私的感想を書き綴っています。
ネタバレな部分も充分アリアリですので、ご注意下さいまし…。

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2006年11月14日(火)  「私は私の人生を生きてもいいんでしょうか?!」

しかし、今回の 「僕の歩く道」 映像は格別に美しかったなぁ〜っ!!
眠っているテルと古賀さんを上から映したシーン、
テルが目を覚ます時の表情なんてねぇ〜(萌)、
純真無垢といいましょうかねぇ〜っ?!
 (イタタタタ … (笑))

2人と1本の木と夕焼けのシーンで
1本の木を中心に平行に左右にスライドする画面構成、カメラワーク、
それに全体の色も 素晴らしく美しかった。


「TVドラマなのに?!」 って言いたいくらい。
中居さんじゃないけど 映画みたいに美しい映像 でした。

「お父さんは2003年に死にました。
 遠くへ行きました。
 いつ戻ってくるのかな〜っ?!」


そのとき、空を見上げるテルの横顔の美しかったコト。
何なんでしょ?!
この人の神々しいまでの美しさってば?! (イタタタタ … )

ドキッとしてテルの顔を見る古賀さん。
ホントに巧いなぁ … この作り方、見せ方は。

仕事にかこつけて、子供から逃げてしまった過去の自分と向き合う古賀さんの涙。
とうとう古賀さんの気落ちも動き出した。
古賀さんも、自分の子供と向き合えるようになるとイイですねぇ。

古賀さんが涙ポロポロこぼして泣いているのを
見下ろしているときのテルの表情もスゴい!!
見下ろしてから、また遠くに目線を移すような表情。
あの何とも言えない表情、どうして出来るのかしら?!
何を思っているのか、何も思っていないのか?!


また、その絶妙な表情の変化を
絶妙な画面構成で撮ってくれるスタッフさんもステキ!!

しかし … 古賀さんが自分のムスコに背を向け 見捨てて行こうとして
オクサンと鉢合わせした時の表情は何とも言えなかったです。
きっと逃げた自分を心の中でずっと責めていたんだろうなあと思う。

小日向さんも巧いなぁ〜っ!!

そして、りなちゃんの気持ちも忘れずに少しずつ描いてくれる。
さすが橋部さん。

「私は私の人生を生きてもいいんでしょうか?!」 って
スゴい台詞だと思いませんか?
これは誰にでも当てはまる言葉のようにも思えて。

そして、テル。
テルは 都古ちゃんが河原さんと
ずっと仲良くしていく約束 をしちゃったことが寂しかったのかな。

いつもの都古ちゃんのマンションの自分の居場所が無くなっちゃって、
本人は そんな感情に気づいていないのかもしれないし、
頭で、理屈では分かっていないのかないかもしれないけど、
でも、やはり寂しかったんだよね?!

都古ちゃんの言葉に、
何度も 何度も 「どうして?」 って聞くテル。
そして 「もう行きません」 と、
決意表明のようなはがきを2通も出してしまうテル。
ストレスが溜まり拘りが強くなってしまうテル。

でも、拘りが強くなったテルに気付いてくれた古賀さん。
テルの素晴らしいトコロを認めてくれた古賀さん。
嬉しいな。
また1人、心強い味方が出来ました。

都古ちゃん、初めてのお返事ありがとう。
「約束です」 の 言葉をありがとう。

りなちゃんと同じように
都古ちゃんも自分の幸せを求めて河原さんと結婚することを選んだのだから、
テルに縛られることは無いのだ。
都古ちゃんを攻めることは誰にも出来ない。

それでも都古ちゃんは彼女が出来ることの中で
ちゃんとテルを救う言葉をくれたのだから。
それは、 ずっと仲良くしていく約束ではなく、
別の約束だったけど。


都古ちゃんの不倫についてイロイロ仰ってる方が多いですが、
私はその点については余り何とも思わないですねぇ。
不倫が良いとか悪いとか、どちらが良いとか悪いとか、一概には言えないし。
(決して良いと言っている訳ではありませんよ。)

世の中には沢山のイロイロな恋愛があって、
誰もがそれを巧く出来るわけじゃないし、
人間なんて誰もが不完全な生き物だから失敗だって沢山するし。
結婚したけど「あ、間違えちゃった」ってコトだってあると思うし。
間違っちゃったなら、やめて やり直してもいいだろうし。

ただ、ドラマの放映回数は限られているので
確かに駆け足で進んでいる感は否めないですが?! (笑)
「僕道」シリーズって ユッタリとした雰囲気のドラマだけれど、
話の内容だけはメッチャ早い進行ですからね?! (笑)

「え?何も言ってなかったくせに、突然の離婚かよっ?!」
「誰が結婚するって言ったよ?by都古」
「もう再婚ですか〜っ?!」 ・・・ みたいな?! (笑)

思うに、都古ちゃんだって きっと寂しかったんだな。
両親が離婚してから、ずっと寂しかったんだな。
その寂しさを埋める人として河原さんに惹かれたのは
都古ちゃんばかりを責められない気がします。

そういう寂しさを埋めるのには同年代の若造ではムリなんですよね?!
結婚している人の落ち着いた“何か”が、寂しい心の隙間には効くんですよ。
でも、そうして埋めた心の隙間を、
恋愛と言う感情と錯覚しがちだとは思うんですよ。
それは 少し心配ですねぇ。

いつもテルを救ってくれていたのは都古ちゃんなのだけれど、
実は、都古ちゃんを 本当の意味で 常につかず離れず、
救って、癒してくれていたのはテルの存在だったのだと
都古ちゃんが気付いたりするのかなぁ?!
… と思ったりもするんですが?! どうかな?!

本日のコツボ。
お漬物をカリカリ食べるテル、カワエエ〜ッ!!
飼育日誌を褒められてプチ自慢げな顔が カワエエ〜ッ!!


しかしなぁ〜っ!!
神々しいまでに美しいテルを見た直後に
「ぷっ」すま「ドーンッ」 ですよ?! (笑)
この落差がたまらない!!
こんな経験、クサナギツヨシ・ファンじゃないと
なかなか出来ない経験っすよ。

長くなっちゃったので、「ぷっ」の感想は 次の日記で。






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