別れはいつ来るか - 2007年03月20日(火) ちいさな幸せの話をこうして書き綴りながら思った。 この話を、しびれるようなじんじんとした辛さとともに思い出話として読み返すことになるのは、果たしていつのことになるのだろうか、と。 この幸せはずっと続く。 続けてみせる。 いつだってそのときは、そう思っている。 それなのに。 ひとつも、続いていないじゃない。 教室の帰り道、中学1年生の教え子が「雪見だいふくの生チョコ味が食べてみたい」とのたまうので、近所のローソンに寄っておごってあげた。 「せんせー」 「んー?」 「今日、お母さんと、けんかした…」 「んー…どんな?」 「なんか、わたしがね、学校に忘れ物しちゃって、それでお母さんに八つ当たりしちゃって…」 「そっか…」 気の利いたことばをかけることもできず、あいづちを打つばかりの自分。 ローソンでも、しきりに「おみやげ買って行こうかな…」「うちのお母さん、抹茶チョコが好きなんですよね…」と、抹茶チョコを手にしたり棚に戻したり、もやもやとしていた。 「中学生」という生き物は尊敬に値すると思っている。 少なからずの中学生にとって毎日の生活とは「何がなんだかわからない」ものなのではないかと思う。 少なくとも自分はそうだった。 「高校生」だって、「大学生」だって。 そこを生き抜いて大人になることは、いかに厳しく、しんどいことか。 「大人っていいね、せんせー」 本当にそうだと思う。 -
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