Magic Music - 2007年02月25日(日) 昨年の初夏、茫漠とした心持ちで、スペースシャワーで繰り返し流れるこのプロモを見ていた。 「あなたの 笑顔が 見たい」 のところを、一緒に歌っていた。 そして今日、別のCDを買いにタワレコに行ったとき、アルバムが出ていたことを知り、つい買ってしまった。(お金ないのに…) 車の中で、一緒に歌う。 「あなたの 笑顔が 見たい」 思い浮かぶのは学の最後の、最期の、というべきなのか、本当に、わたしに見せてくれた最後の笑顔だったのだ。それはそうだ。だって昨年の初夏にもその笑顔を思い浮かべていたのだから。 気がついたらものすごい力でアクセルを踏み込んでいて、こんなふうに思い出すためにCDを買ったのだろうか、と、自分でよくわからなくなった。きっとたぶんそうなのだ。忘れないため、思い出すため、刻み込んでおくため。 今大好きなあの人に「申し訳ない」とか、そういう気持ちは湧かない、というか、それが湧くこと自体がなんだか自意識過剰のように思えて気持ちが悪く、意識して抗している。広いくくりの「悲劇のヒロイン」を気取りたいだけに思えてしまって、ほんとに気持ち悪くなる。 逃げたい。 なんだ。この波。 逃げたい。おりたい。 もうやめたい。 「あなたの 笑顔が 見たい」 このフレーズ3回目ぐらいで、突然、体中に痺れがきて、胸が詰まって息ができなくなり、目が潤んだ。どきどきする。 なにか知っている感覚、そうだ、これはオーガズムに似ている。 そうか、そうか。 わたしはこういう状況でオーガズムに達するのか。 どうかしている。 ほんとに冷血人間やな。 言わないと決めている。これも言わない。 際限なく依存しあう関係は嫌いだ。 言いたくない。 誰にも言いたくない。 あぁ。だめだ。 ほら。来た。波が来た。 この不快感、この焦燥感、自己否定感、出所のはっきりしないもやもや、 黒い人。 学のせいじゃないよ。 学のせいじゃないから。 わたしでは、やはり駄目だと思います。 わたしは一片の価値もない女で、そりゃ生きているわけですから、生きているだけで価値はあります。生命はそれ自体が価値なのですから。 わたしには乳房もあり、子宮もある。だからわたしは確かに女です。 しかしわたしには価値がない。 やはりわたしでは駄目だと思うのです。 黒い人が女口調になっている。 性転換でもしたのかしら。 -
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