熊工の試合と辛すぎるたらこパスタ - 2006年08月14日(月) いろいろな用事を片付けるために街を歩いていたら街頭テレビに人垣ができていて、何かと思ったら甲子園、熊本代表の熊本工業高校と天理高校との対戦で、9回表で熊工攻撃で、点数は3−3で、これはがぜん私も立ち見したくなった。 見始めてからすぐに熊工に立て続けに2点入り、裏で天理がもうちょっと、もうちょっとで返しそうになるのをがんばって食い止めて、5−3で勝ちました。熊工。 ギャラリーみんなで拍手喝采。 県大会での今年の熊工はすごかった。すべてコールド勝ち。 そんで天理にも勝っちゃったよ。すごいよやっぱり。 で、自分が夕飯の食材を買い物している最中だったことをはたと思い出して、慌てて家に帰ったわけですが。 両親がハワイ旅行中なので弟の食事を私がつくっている。 数年前に還暦を迎えた父と、お盆休みで教室が休みの母と、二人でハワイ旅行!! なんて平和なんだろう。 すばらしい。 テロとかストライキとか大停電とか起こらずに無事に帰ってきてほしいものだ。 下の弟と学が同い年で、弟を呼ぼうとして、ときどき「ま」の形に口が開いてしまう。 こうしてごはんをつくって「おいしい?」って尋ねてたりするとね。 ありあわせの材料でつくったたらこパスタはコチュジャンを入れすぎて(ホントにありあわせだな)ものすごい辛かったけれども、弟は普通に「おいしい」と言って食べてしまった。 ごめんなさい。 と今日謝る声が聞こえてきた。 昨日、家にひとりでいたときに、階段を昇り降りする足音が確かに聞こえたのだ。 冷房の冷気が廊下に逃げないよう、うちの階段と部屋の境目には天井からロール式のカーテンをぶらさげていて、クーラーをつけるときには閉めるようにしてるのだけど、そのすみについているプラスチックの止め具と壁とが人がカーテンをめくって出入りするときなどにときどきぶつかって「コッ」と小さな音を立てる。 階段の昇り降りの足音には必ずこの「コッ」がセットでついてくるのだけど、そこまでちゃんと聞こえたのだ。 あとで帰ってきた弟に、少し前に一度帰ってきたかどうかを尋ねたら「いや?なんで?」と尋ね返されたので上記のことを話すと「うちもとうとう出るようになったかー」と冗談を言われて、なんとなく、むっとしている自分を発見した。 学かもしれないのに。 そんな言い方はないだろう。かわいそうに。 今日、初めて学とおぼしき声が私に謝るのを聞いた。 また夕食の買い物中であることを忘れて洋服の品定めをしているときだった。 ボンバーマンで勝負して勝った方が好きなものを買ってもらえる、という賭けをして、私が勝ったので、その服屋でカットソーを買ってもらった。 「今度ふたりで出かけるときに着る」と言ったのに、最初に着たのは仕事に行くときだったと思う。 いやな女。 傷ついたかもしれない。 ごめんなさい。 つらい思いをさせてしまって。 本当だよ。つらいっすよ。正直。 学は死んでまで私に謝っている。 どこまで優しい子なんだろう。 そう思うとまたつらくなって、でもそしたらまた学は謝るだろうし、わけがわからなくなってきた。 本を読んだり、こういうことに通じている人の話を聞きに行ったり、荒行をしたり、なんかね、そういうことですすぐことはでき…ないのだろうかね。やっぱり。 うさんくさいなーと思いながら見ていた最近やたらテレビに出てる霊媒師?みたいな人とかにすがりたくなる気持ちが、ものすごくよくわかる。 言ってもらって楽になれるなら、本当かどうかは、二の次なのだ。 そう思う部分が、そうでない部分よりはるかに大きい。 五木寛之が「人生のヒント」で、恐山のイタコがなぜ必要なのかということについて触れていたけれども、同じようなことが確か書かれていたと思う。 あぁ。寺島しのぶが「さしのみ」に出てる…。 -
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