15歳 - 2006年06月24日(土) 彼氏と雰囲気が似ている15歳の教え子。 波長が合うんだと思う。 話していてとても楽だ。 「そういえば、彼氏さんは最近何をされてるんですか?」 「僕とFFの話したがってるって、前言ってましたよね」 うんうん。そうなんだよ。 「○○君とミクモ先生って、どこかでつながってるよね」 って、彼氏とその死を知っている他の先生がぽつんと言った。 うん。うん。 つながってる。と思うよ。 とは言ってもそれはこっちが勝手につくったつながりであって、言葉を濁すことしかできない。 私が教えている国語の成績はだいたい散々で、もうほんとに悔しかった。 絶対にがんばる。次はがんばる。 次の定期テストは2学期の中間で、その前には共通テストと実力テストも控えていて、そのときまでにとにかく読解問題を解かせまくって読解力をつけることに専念しようと思った。解かせまくりんぐ。ビシバシいくよ。マジで。 豪雨なので、原チャしか交通手段のないあの人をいつものように送ってあげたけれど、帰り際にどうしても、どうしてもさびしくて、15歳という年齢のかなしさとかいとおしさにたまらなくなって、彼氏がやはり、その年で大きな転機を迎えたのだ。中学を卒業するときに。今日は家庭教師の日でもあったし、彼氏と同じように半分引きこもりのようにして過ごしている15歳の子を教えているのだけど、15歳という年齢はそれだけで哀しくなる。だから、帰り際に、どうしても、こないだまでみたいに一度ぎゅってしてほしかったんだけど、でも、それを言ったらまた余計につらくなるだけだから、言わなかった。言わない。これからも言わない。多分。言いたくない。言った自分が嫌になっていくだけだから。 私は、私だけを見てくれる人、で、きちんと社会にも向き合える人、を求めているんだろうね。多分。 彼氏は私だけを見てくれていたけれど、社会に向き合うことが出来ない人だった。そんなところが好きで、同時につらかった。 でも、何がどうなったにしても、私が、彼を、踏み潰したんだと思う。 彼を壊したのは私だ。 人殺しが歩いている。 街を歩いていると、通りすがりの人が笑っているような気がする。 見て、人殺しがなんか楽しそうに買い物とかしてるよ。 うわー。イタイよね。 何気取って買い物とかしてるの? みっともないにも程があるよね。 気色悪い。 自分の立場見えてるの? キモイ。死ねばいいのに。 中学生の頃、私はずっとこの感覚にほんとに深く悩まされていて、ひとこと「自意識過剰」では済まされないものを薄々感じてはいた。 もう今は27歳だから当時の自分に何が起こっていたのかを正確に把握する術はないと思うけれど、てか別に把握する必要性も感じていないんだけど、それがものすごい久々に蘇ってきて、なんだか懐かしくなってしまった。やっぱおかしいよな。私。そうでもないか。 雨がまたひどくなってきました。 -
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