新年ですね。 - 2006年01月05日(木) ですね。 って誰に語りかけているんだ。 新年の幕開けとともにまたもや急展開というか、彼氏が夜中尋常じゃなく苦しみだして、今日は朝一で病院に連れて行ったのだった。 私と彼はオソロ(古い)の病院に通うメンヘルカップルなわけだけど、医者の口からさらりと出たのが「もうこれは入院したほうがいいかな」という一言で、さらりと提案した後はもう畳み掛けるように「じゃ、今日このまま入院しようか」「おうちの方とはすぐ連絡つくかな」と、なんていうか、自分でそういうスティグマを持ってちゃいかんだろうと思うのだけど、精神病院に入院、これは、これは一体、自分がそこに太い太いラインを引いていることに気付いた。 通院はOKで入院はNG、なんて浅はかな、自分中心なラインの引き方。 自分が通院しながら快方に向かうことができているから、そこでラインを引き直したのだ。前は通院する人のことすらどこか白い目で見ていたではないか。私は。 結局入院はしないで帰ってきたのだけど、彼はお尻に注射を打ってもらった。いわゆる鎮静剤というものなのか。そして、お薬が、4倍に増えた。4倍。ひとつひとつ症状を訴えると、それに対応した薬が医者の右手でみるみる処方箋に付け足されてゆく。黒いボールペン。ゲルインキのボールペンで、その医者は筆圧が高いので机の上に敷いてあるクリアシートが、ひとふでごとにぐいぐいと押し付けられて沈む。その光景がなんだかくっきりと目に焼きついていて離れない。こんなにたくさんの薬を飲んで大丈夫なの?大丈夫、と医師は言う。彼も私に「大丈夫なのかな」と不安そうな目で問いかける。 家に帰ってから、ずっと寝ている。食欲がほとんどない。湯豆腐をつくったらふた切れだけ食べてまた眠ってしまった。 モントレの超絶大盛りのランチを黙々と平らげたり、くだらない冗談を言って笑ったりしてる顔を思い出して、ついこないだまでそういう様子を見せていたのに、なんで入院せなんとだろう、彼はこんなにいろんな種類の薬を本当に飲まなければいけないのか?薬ってそんなにさくさくと追加されていくものなの?そもそも病院に通いだしてから彼はもっともっとおかしくなったような気もするんだ。本当にそんな気がする。 彼の母親に電話した。眠くて会話がまともにできないそうなので。入院の件に関してご両親に話を通さなければいけないとのことで。 あなたも大変でしょう、もうきつかったら息子のことはいいですからね、荷物と一緒に放り出してください、ホホホ、母親は確かに電話口で笑いながらそう言ったのだが、冗談のつもりなのかな。気の利いた冗談のつもり? そりゃあなたの息子だ、私の息子ではない。私がもし彼を放り出したら彼はあなたの家に戻るしかないだろう。そうしてあなたは彼になにをしてあげるのだ?今まであなたは彼に何をしてあげた?一度でも専門家のもとを訪れたことがあるのか?中学を卒業したら出て行けと彼に言ったのだろう? 何を考えてそんなことを言うのかさっぱりわからなかった。わかりたくもないと思った。 もうだめだ。さっきから涙が止まらない。 明日、精神保健福祉センターに電話してみる。本当に彼にとってこの治療法でよいのかどうか、病院に通いだしてからなんだか余計に苦しみ出したような気がするんだよ。アホでもバカでもなんでもいいから、誰か助けてあげてください。涙が勝手に出てくる。 -
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