灰色の空 - 2005年07月04日(月) ひととの距離感を量るのが天才的に下手な私の父と母。 私もあまり器用なほうではないが、二人はその何倍も不器用で、関わっているといつもいつも、しょうもないことでいらいらさせられる。 しかし、ふたりの心の温もりや誠意や、互いを強く必要としていながらもそれを上手に伝えられないで、自分が相手を愛するほど自分は相手に愛されているのかどうか自信が持てなくて、結果いたって密やかに、おずおずと心から愛し合っていること、それらを私は知っているんだな、と今日思った。 私たち家族は互いに愛し合っていて、互いを必要としていて、家族に何かあったら私は悲しい。きっと泣く。 お父さん。 お母さんに、愛している、今まで本当にありがとう、と伝えてあげてください。 どうか、直接、お母さんの目を見て。 お母さん。 お父さんに、ありのままのあなたでいいのよ、と伝えてあげてください。 どうか、直接、父のことを私に話すときに時折見せるほころんだ表情で。 こういうことを直接本人たちに言えないでいる私もどうかと思うのだが。 お母さん。 お母さんは、まだ治ってないよ。 私にはわかるよ。 お母さん、無理しないで。 病院に行って。 お願い。 一人で無理なら、一緒に行くから。 -
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