- 2004年04月04日(日) 今日は夕方まで寝ていた。 起きてから慌てて県知事選挙の投票に行き、くまもと阪神に用事があったのでそのまま街に行った。 街に行く道の途中に、前住んでいたマンションがある。 別になんてことはないが、通り過ぎるたびになんとなく車の中から横目で見る。 交通の便がよく、スーパーも銀行も郵便局も病院も近くに揃っていて、日当たりもよくて広くてキレイな部屋なのに、私が出てから一年以上誰も入っていなかった。 家賃が高いからだろう、とか、キッチンが狭いからだろう、とかいろいろ想像しながら今日もまたなんとなく見たら、ぴかぴか光る真新しいステンレス竿がベランダに渡してあり、それにハンガー型の洗濯物干しがかかっていた。 まぁ、だからって、別になんてことはないんだけど。 いや、本当はある。 いろいろ思い出す。 そこにいた期間の半分ぐらいは、私の今までの中でぽかっと明るく浮いてて純粋に楽しくて幸せな時期だったので、それを思い出して暖かい気分になる。 話は変わり、今のアパートにて、お隣さんが先月31日に突如引っ越していったと思ったら、さっそく今日新しい入居者が越してきたようだ。 うちのアパートで日当たりが一番いい部屋なので、うらやましい。 誰もいない間にこっそり家具とか移しておけばヨカッタよ。 だんだん道が絞られてゆく。 本当にそれでよいのか。 もうフラフラしないか。 横目で人を見て羨望の念を持つことはあっても、自分の道を見失うようなところまで行くようなことはないか。 その覚悟がまだ足りない。 まだ、何もかもを中途半端に欲しがっている。 子供がいろんなジャンルのおもちゃを欲しがるように。 タモリとリリーフランキーが「頑張ってる奴って、なんか、暑苦しいんだよね」っていう話をしてたけど、それは成功者が言うから笑えるのであって、そうでない人が言ったところで負け惜しみにしかならないのだ。だから暑苦しくても視野狭窄になっても頑張らなきゃと思う。 -
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