ニャニダ - 2004年03月01日(月) 就業時間中、回路図面を修正していたら、急に目が潤んできた。 最近こういうことがたまにある。 落ち着け落ち着け、大丈夫だ真理、といつものように、自分に言い聞かせた。 よーしよし、大丈夫大丈夫。よーしよし。ほーら見てください。おとなしくなったでしょ。こうして見るとかわいいものですねぇ〜 みたいな感じで(嘘だけど)。 しかし今日のムツゴロウは調子が悪かったようだ。 涙が止まらなくなってきた。 やばい。やばい。と思いながら適当に誤魔化しつつトイレに向かい、個室に入った。 数分間、便座に座って、ぼーっと個室の中のピンクの壁を見つめていた。 そのうち平静を取り戻したように思えて、さぁ戻ろうかね、と立ち上がった。 その瞬間、涙がぶわっとあふれてきて、止まらなくなった。 自分でもびっくりした。 立っていられなくて、また便座にへたりこんでしまった。 仕事が辛くてトイレで泣いたことは何度もある。 そりゃ人並みにはあるさ。 前の会社でも、今の会社でも。 今は決して辛いわけじゃないんだ。 ただ、何か、ずーっとずーっと、 考えないようにしていたこと 考えても無駄だと思ってきたこと 見ないふりをしていたもの そういうのがあふれてきたような気がした。 何かになりたい。 何かに。 今の私は、何でもない。何者でもない。 妥協なんかするな。 二番目なんかいらない。 一番欲しいものを手に入れるんだよ。 知ったような顔をして、すべてから逃げて、すべてを悟った気になんてなるな。自分。かっこ悪いぞ。マジで。 -
|
|