広島駅。きょうも、夜、ここを利用していて。ふと、最近思うことを、つらつら書いてみましょう。通勤で利用する、この広島駅ですが。夜、ゆっくりカフェでお茶したり、食事をするという街としては、物足りない気がしています。おしゃれなカフェができにくい街。メジャーなカフェチェーンにしても、シアトル系は、駅ビルアッセのスターバックスコーヒーのみというのは、大都市の駅ターミナルにしては、寂しい。(珈琲館とか、サンマルクとか、ドトールはあるし、エールエール内にも、イノダとか尾道浪漫珈琲はある。ただ、どれも分散していて、一体感はない。)どちらかといえば、カフェではなく、喫茶店文化がずっと引き継がれている。純喫茶パールをはじめ、昭和30〜40年代のままの佇まいの喫茶店・カフェが残っているのも、広島駅南口である。ただ、夜遅くまで営業しているわけではないので、日が暮れてから訪れるというわけにはいかない。また、駅ビルアッセには、風車といった、広島の喫茶店をリードしてきた代表店がいまも営業されている。若い人が気軽に入れる、若い人がお店をはじめる、いや、夜遅く、せめて終電近くまでされているカフェは、ほとんど皆無に近いのではないでしょうか。居酒屋さんにしてもそうで、誰でも知ってる大手チェーン店か、愛友市場の立ち飲み・大衆酒場という、極端な2つのジャンルが存在していて。若い女性が好むようなお店は、少ない。夜遅くとなると、かなり限られてしまう。たしかに、デパートもあって、ターミナルもそこそこ立派で。でも、なにかが足りない・・・全体的に街のイメージが散漫で、バラバラで、いまいちコレッ!っていう長けたものがないからかもしれませんね。京橋川沿いの河岸緑地にに、おしゃれなカフェやレストランが、屋台のように並んで、人気を集めているけれど、それこそ、駅前大橋のそばに同じようなものを作ったらいいのにって、日ごろ思っています。学生のころ、広島駅南口で、毎日行われていた、テレビ(広テレのテレビ宣言)の中継に、出演したこともあります。もちろん告知のフリップを持つ係りで。毎日、いろんな人がテレビに出演してたわけですし。エールエールがまだできる前、路地に毎晩出ていた屋台へ。学生だった僕たちは、ここで、ビジネスで広島にやってきた人たちや、会社帰りの人たちと肩をならべて、美味しいラーメンやおでんをいただいてた。そうした人と会話したりして。庶民的な、若い人も県外の人も、気軽に触れ合える。そんな人情のある街いま、再開発も停滞していて、街の方向性が、洗練されたものに振るか、昔ながらの街のままに降るか。どっちつかずのままになっている。ちょっぴりもったいないなぁって。感じます メール|Twitter 前日の日記へ|月別日記リスト|過去の日記リスト |次の日の日記| コバルト 広島在住 文筆とカメラとここちよい暮らしが好き ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/ 文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします メール⇒こちら My追加
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