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2010年01月07日(木)
暮らしの中で、季節を感じとることの大切さ








きのうの夜は、都心も雪がちらついていて、とても寒かった。
1月って、本当に時間の進み方が早く感じます。暦の上では、すでに春ですし、お正月が終わるっても、次々と行事が行われていく。たとえば、とんどとか、鏡開き、広島であれば、これから各地で牡蛎祭りも催される。雪もこれから降る日があるだろうけれど、違う時間の進み方で考えれは、春が着実に進んでいる。


もっともっと、冬を楽しみたい。冬が大好きな僕は、
ちょっぴり焦ったりしてしまいます。
雪だって、どうせなら、かまくらができるくらいの雪が、積もってほしいな。1日くらいは。


きょうは、七草粥を食べる日。
お正月、たくさん食べたわけではないので、胃を労わることも必要ないとしても、年中の恒例行事、季節感を大切にする暮らしの中では、七草粥をいただくのも、当然のこと。僕は、わりと塩の利いた味が好き。すーっとお粥って身体に入っていく食べ物ですね。


この時期は、どこもバーゲンセールで盛り上がっている。
私も、あれこれ身の回りのものをバーゲンを利用して買いました。ウォーキングシューズとか、シャツとか。

イオンモールソレイユへ、夜ちょっとだけ立ち寄ったのですが、びっくりするくらい、「えっ、このショップも閉店!?」っていうのが多くて。4月になったら、イオンモールのショップも様変わりするのかな。

ナフコ21スタイルとか、アンデルセンとか。
僕にとって、すごくなじみあるお店が、なくなっちゃうんですね。
あと、フレッシュネスバーガー
まだ、1度も行ったことないや。閉店までに、1度くらい、食べにいってみなくちゃなぁ。



手帳とか、カレンダーに、ちょっとした歳時記が載っている
1年も、スタートしたばかりですが、こうした歳時記を、ふっと目にしながら過ごしていくと、普段暮らしの中で、目にする光景だけで、季節を感じるのではなく、昔ながらの人々の知恵とか風習とかによる、「季節」を感じることができる。そこで、何かをやってみよう。鏡餅をとんどで焼こうとか、うなぎを食べようとか、菖蒲湯に入ろうとか・・・

ちょっとしたことだけれど、それを意識したほうが、より、やさしい時間を作ることができる気がします。


以前、僕は茶道を習っていたことがありましたが、
凛とした時間が流れる「初釜」からはじまる、年中のお茶会、季節ごとの美しい菓子、軸、茶碗などから、季節をしなやかに感じ取る。なんだかすごく贅沢な時間だったということに、いま強く感じます。

手紙を書いていても、季語というか、季節の挨拶というか
そういう言葉だけでも、記すことで、相手と「現在」という時間のなかでやりとりしている意識にさせられるものです。


季節を感じるには、いろんな要素がありますが
常に、こころに余裕を持たせていて、そこに、情報などを感じ取るアンテナを持って、その要素から受け止めることは、していけたら、1年の日々の暮らしも、もっとやさしいものになっていくのでしょうね。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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