大河ドラマ「龍馬伝」
大河ドラマって、なかなか第1回見ただけで、作品は評価できないものです。おもしろそうだなぁって思ったものが、最終回まで見終えると、「うーん」という作品だったり、まったく期待せずに見続けていたら、最終回まで深くハマってしまったり。
龍馬伝の第1回を見ました。
強く感じたのは、やはり
「ドラマは、テンポが大切なんだなぁ」
ってこと。
龍馬伝、すごくテンポよくストーリーが進んで、スピード感があって、あっという間に1時間15分が終わってしまった。
前作「天地人」と、この点は、まったく逆です。雲泥の差です。
龍馬の子どものころを、たった30分しか描かなかったのも、正解のような気がします。このドラマは、とにかく福山雅治という注目が生命線なのだから。前作「天地人」は、子供のころを描きすぎてたなぁ。まぁ、そのことで、清四郎くんが注目浴びたのだけれど。
土佐藩の上士と下士、その差別について、明快に描かれていた。 龍馬は、争いを好まず、「いつか、国は変わる。上士と下士の差もなくなる」という立場。 おだやかで、かっこよい、女性が惚れるというキャラクターが明確になっていた。 まぁ、とにかく、テンポがよくわかりやすいストーリー展開。 なかなか上手いと想いました。
オープニングも、近年になく、手の込んだ映像ですよね。 なかなかいいのでは? オープニングに、主人公がそのまま出演する例は少ないけれど、その中でも、篤姫と並んで、大河史上、もっとも、主人公が大々的にオープニングに登場した例ですね。福山さん目当ての視聴者がたくさんいることを意識してるんだろうな
そりゃ、かっこいいわな(笑)
あとは、その福山雅治さんの演技力次第でしょうねぇ。 他の役者さんに、埋没しちゃわなければいいけれど。
大河ドラマでは、初のプログレッシブカメラでの撮影のため、 映像が、他の大河ドラマとはかなり異なる。色彩豊かで、スタジオセットでの撮影でも、それを感じさせないクオリティーのある映像になっている。
篤姫のように、ことしの年末、龍馬伝は果たして「大化け」するだろうかな?
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