きょうも、1日おつかれさまでした。
みなさん、どんな1日でしたか?
きょうは、風が吹いて、それもとても涼やかで、すごく気持ちのよい1日でした。
すーっと身体に吹き抜けていく すると、どこかこころも浄化されるような感覚に陥る。
そんなとき、ふっと目を閉じて、深呼吸してみる。
そんなときって、ふっと、幼いころの思い出が脳裏をよぎるんです。
幼かった頃
僕は、どんなことにも興味を持って、好奇心旺盛で、なにもかもが楽しくて、1日があまりに短いと感じる子供だった。
五感で感じるものすべてに興味を持っていたというか。
通学路でも、道のそばの家、看板、緑、人 あらゆるものに興味をもってて、飽きることがなかった。
地図が大好きで、寝るまで地図を傍らから離すことななかった。お小遣いがもらえたら、本屋さんで地図を買っていた。そしていつも、お絵かき帳に、地図を描き続けてたし。自分だけの地図を
そんな地図を持って、外に出かけるのが何より楽しかった。
通学路も、時には、知らない道、初めて歩く道を歩くのがドキドキワクワクで楽しみだったり、冒険する感覚で、となりまちまでいってみたり。
大きな塀のある道を見つけたら、塀のスキマから、工場の中をのぞいて。ヒーロー戦隊ものの秘密基地のような感覚で。
自転車に乗ると、勝手に駅名をつけて、「○○駅〜」ってアナウンスしながら走ったり。(広電宮島線がすぐ近くを走っていて、生活の中で身近だったことが影響したのだろう)
駄菓子やで買って集めていたスーパーボールや寝台特急のシール、ミニカーを箱に詰めて、宝物のようにして大切にしていた
透明なもの、キラキラしたものが好きで、おもちゃのブロックも透明なブロックばかり集めたり、折り紙の金紙銀紙は大切に取っておいたり。不二家のパラソルチョコレートの傘の柄の部分(カラフルな透明プラスチック)を集め続けたり
城址公園に上って、街を見下ろすのが好きだった。 防波堤に上って、海に漂うヨットを見るのもすきだった。
友達と、あたりが真っ暗になっても、街灯の明かりだけで野球を続けたり。資材置き場にもぐりこんで探険ごっこしたり。星座早見板をもって、星空をずーっと眺めたり。天体望遠鏡が欲しくて、いつもショーウインドーに飾られていた天体望遠鏡に見とれていたり
テレビも大好きで、ブラウン管の向うの世界に、すーっと入れるんじゃないかと思っていた。
電卓とか、文房具とか、機械的なものが異様に好きだった
本屋さんとか、文房具屋さんとか、郵便局とかの独特の空気、匂いが大好きだった。
将来なりたい職業がありすぎて、それらをひとつひとつ想像するのが、楽しみで仕方なかった・・・
なにもかもが、新鮮で、興味を持っていて。 ひとつのことにこだわると、極めるまでやめようとしなかった。 (プラモデルでも、ゲームでも、勉強でも、なんでも) まさに、寝る間も惜しいくらい。
そんな子供のころの純粋さ、新鮮さを忘れない、好奇心いっぱいのこころ。
ふっと、目を閉じて、深呼吸して 涼やかな風が、身体を吹き抜けると、 そんな淡い、幼かった頃の自分に引き戻されてしまう。 不思議なのだが。
身体が浄化された瞬間というか
大人特有の、濁った部分も、すーっと消え去ってしまう瞬間。 子供のころの、純粋で、やさしくて、人を疑うこともなかった なにもかもが楽しく感じることのできた そんな、子供のころの自分、記憶に戻ると、ふと考えさせられることがある。
大人になっても、そうしたピュアな子供のころのこころや感情は 忘れないほうがいいと。
子供っいぽいところも、あったほうがいいし、 幼い頃の好奇心、ワクワク感を忘れないように
趣味でも、仕事でも、家族でも、なにかひとつでも、子供のように夢中になれることがあるべきですし。
こころから、ワクワクすること、新鮮に思うことに出会うことは、 大切だと思うのです。 大人びてしまうと、そうしたものを忘れたり、押さえつけてしまいがちですが。
幼かったころの記憶が、脳裏によぎったとき
大人になったいまのわたしに、なにが足りないのか、なにが必要なのか。ふっと教えてくれるものです。
きょうは、そんな、すがすがしい、涼やかな風がふいた日でした
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