チュー'sDAYコミックス 侍チュート! (TBS系、火曜23時30分〜・毎日放送が制作) サラリーマンNEOと同じく、30分のコント番組。 なかなか、うまく作っていると思います。
番組スタートのころは、レギュラーのチュートリアル、ハリセンボンと、あまりバラエティに出ないような、俳優・女優さんが、さりげなくコントに出演しているという、ちょっとした贅沢さを売りにしていた。
ただ、筆者としては、いまのように、大物の俳優・女優さんが極力出演せず チュートリアルの仲間の芸人さんがメインで出演して、コントしているほうが、やはりおもしろい。 なんというか、テンポがいいのです。
南海キャンディーズの山ちゃん、麒麟、浅越ゴエらが、準レギュラーに近い形で出演するようになった。
その分、内輪ネタ、暴露ネタメインのコントもあるけれど(芸人が国会質問に立って、暴露ネタの野次をいろいろ言われ動揺する「国会答弁」や、暴露された芸人の過去を受け入れなさい・・・というコント「自分受け入れ教」) それも、おもしろいからいいとしましょう!
適度に、最近の風刺や、ニュースな人をコントに取り入れているのもいい。 昨夜の「徳若つばめ」のコントも、タイムリー! コントは、ある意味、ニュース的でなくてはいけないと思うから。 新鮮さが大切。
サラリーマンNEOの大成功の要因の一つは、 俳優さん、女優さんだけで構成したこと。このことで、コントの作りこみの深さで、勝負に行ったから。
侍チュートは、その逆で、お笑い芸人で構成したことで、断然テンポがよくなった。
コント番組は、なるべく1つ1つのコントは短く、いろんなコントをテンポよく 風刺やニュースも即時に取り入れて・・・こういうのがベストだと思います。 そうすることで、シリーズもののコントが生まれてくる・・・番組も安定する。
俳優さんだけ。芸人さんだけ。 固定したメンバーの方が、視聴者は安心してコントを見れるものです。
サラリーマンNEOも、 過去に、香取慎吾スペシャルとか、ウッチャンスペシャルとか、 西田敏行、脚本家の三谷さんがメインの回とか
そうしたゲストがすべてのコントに出演した回が幾度かあったけれど、 なんだか見ていて、居心地悪いというか、落ち着かなかった。 いつものメンバーのコンパに、まったく畑違いの人が入ってきて、 場の空気がしっくりこなくなったような感じといっしょで。
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