江波って街は、中区の最南端。しっかり広島電鉄の路面電車も走っているのに、本当に馴染もなく、仕事やプライベートで訪れることもあまりない。「陽気」のラーメンをいただくとき、立ち寄ることばかり。でも、実際訪れ、街を走ってみると、都心からすぐ近くにも関わらず、昔ながらの漁港があったり、小高い山があったりと、中区なのに、ちょっとした郊外の雰囲気を感じさせる街だったりする。ちと、気になっていたカフェがあったので、この街へよることにした。しかし、そのカフェは、思いのほか、クローズが早く、訪れたときはラストオーダー近かった。うーん、また次の機会に・・・付近の河岸だけ歩いてみた。それでも、せっかく江波に来たのだから、江波山にでも登ってみようということで、広島市江波山気象館へ行ってみることにした。江波山の道は、写真のようにあじさい通りとなっていましたよ。江波山気象館。旧広島地方気象台。市の指定重要文化財に登録されている、被爆建物。昭和9年に建築されたそうです。原爆投下によって被爆しても、気象観測は1日も休まなかったそう。いま訪れても、とてもモダンな美しい建築物です。1階は情報コーナー。図書室や気象の情報を調べたり相談できたりする。2階は、対流圏ゾーンだそうだ。風速20メートルの風を体感できるマシーンや、人工的に雲や台風雲を作る部屋などがある。20メートルの風、さすがに身体が吹き飛ばされそう。雲の部屋はなかなか面白い。ちょっとしたアミューズメントな感じを体感して、屋上の登ると、想像以上の見晴らしのよさで気分がいいものです。都心のビル群から、宇品の広島港、瀬戸内海までがぐるりと一望できる。(ただ、昨今は、この江波も、マンションがあちらこちらに建設されたため、ずいぶん前に訪れたときに比べて、都心方面への見晴らしが若干悪くなった。都心のビル群を見渡そうとしても、手前のマンションが邪魔してる)また、江波の古い町並みや、漁船が並んでいる小さな漁港も、模型みたいに眼下に広がってた。ふーっと深呼吸して、広島の街を傍観者のように眺めると、いつも暮らしている街の小ささに気がつくことができる。この中で、笑ったり、泣いたり、喜んだりしているんだなぁ。毎日ってね。そうそう、屋上はとても広いのだけれど、ぐるりとたくさんのコイン式双眼鏡が設置してあったのはびっくり。観光地でよく見かけるこの双眼鏡、広島都心でも置いてる場所があったんだ・・・きょうの黄昏時は、ピーンとのびた飛行機雲が、赤紫の空に線を描いていた。燃えるような夕日とは違って、どこか感傷的な、どこか艶っぽい色をした夕空は、日曜日の終わりに、とても似合っていたように思います。帰り道、ショッピングセンターのスタバで、コーヒーをいただいて。ホームセンターで、ゴーヤの種を買って。(テレビで、最近ゴーヤを育てる番組をよく目にして。自分も作りたくなった)きょうもありがとうございました。みなさん、いい1日過ごしましたが?今週も、1週間、お付合いくださいね。では、おやすみなさいきのう、土曜日の日記も、いっしょにUPしたので、よかったら続けてどうぞ メール|Twitter 前日の日記へ|月別日記リスト|過去の日記リスト |次の日の日記| コバルト 広島在住 文筆とカメラとここちよい暮らしが好き ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/ 文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします メール⇒こちら My追加
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