「しあわせのねだん」角田光代 著 なかなかおもしろい1冊だった。角田さんの小説ではなく、エッセイの方をよく読んでしまう私だが。角田さんが、日々出会う、接する、いろいろなモノ・コトについて、値段とともに、綴られている。
その中で、「イララック」のエッセイがとても笑えました。 そもそも、角田さんはとても短気というのが、意外でね(見た目なんかあまり感じさせないのだが)母と小さい息子が、魚屋さんで、周りの迷惑顧みず、ぐずぐずと買い物していると、張っ倒したいくらいイライラしたり(笑)でも、うまく怒ったりできないから、人からはそう見えないそうだけれど。
で、小林製薬からイライラを抑える薬「イララック」が新発売されたと聴きつけて、飲んでみようかなぁ〜と・・・イララックまでたどり着く文章の描写が、妙にツボにハマっておかしくて。
ま、そんな何気ない日常のいろいろな「ねだん」を、角田さん流に書かれている。いやぁ、彼女の自然体なところが、笑えて、ここちいい。
きょうはよーく雨が降りましたね。 この数日、私は本当に不運で。かなりめいっています。モノを落として壊したり、なくしたり。仕事でミスしたり。しっかりしなくちゃと思えば想うほど、不運が降りかかる。これはどうしたものでしょう? と、いうことで、ちょっと落ち込んでいます
医者の注意を受けてから、1ヶ月。 1日1日を丁寧に体調管理して、ストイックなまでに。 そのおかげか、5キロ体重を落とした。だけれど、さすがにこれはやりすぎだということで、また考えてやらないとと想っています
昨夜眠れないので、週末に録画した「たかじんのそこまで言って委員会」をぼんやり見ていた。拉致被害者の家族である横田夫妻が出演されていて、切実に訴えていて。めぐみさんの、お母さまが作詞した歌が流れると、出演者がみな涙していた。僕も、胸詰まる想いで。
たしかにいろんな考え方があります。それを議論することは間違いじゃない。ただ、僕は、田嶋先生が力説していた持論は、いままで苦労して頑張ってきた横田夫妻の気持ちを、非常に逆撫でしてるように思えてならなくて。見ていてかなり違和感を持った。(田嶋先生自体は、悪い人ではないのだろうけれど。ただ、ピントがずれた発言も多々ある人ではあるが・・・)
いまの首相は、この問題を、「私が解決したい」と言っていた。 でも、やはり被害者家族の方々と、首相との考え方に、隔たりがあるのかな?とも想います
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