あの時、あの人はこんなことをいっていた あの時、あの人はいてくれた あの時見えなかった、
やさしさ 言葉 愛
それは、時を越えて、きっと改めて思い出すときが来ます。 その「本当の意味」「見えなかったこと」が、 時間を経て、はじめて気がつき 痛切にこころに響くことがあります。 その人のやさしさ、なにを伝えたかったのか その人はこんなにも愛してくれていたのに・・・ そういうことを、はじめて、時間が経った、いま気がつくことって、誰しも1つくらいはあると思います
それらは、「時を越える」のです。
無論、その人は、自分のもとから去ってしまったかもしれない 亡くなられたかもしれない そして、時代も、状況も、 まったく変わってしまっている
でも、共に生きた・時間を共有したことだけは、 紛れのない事実です。 そんな時代は、たとえ、風化し色褪せたとしても
「時を越える」
ものがあると思うのです。 時を越えたからこそ 自分のこれからの人生にとって ひとつの宝物になって、これから生きる指針として 強く残っていく。 忘れかけていたことを想い出させてくれるのです
僕は、なにを伝えられただろう なにを、与えることができただろう
そうやって、自問自答することが多い。 後悔も多い。 結局、残らなかったってことだってある
「時計の針は、決して戻すことが出来ない。でも、時を越えるものも存在する」
悲しくても、それが現実。
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ありがとう
その感謝の言葉は、出し惜しみするものではない。生きていく上で、必要な言葉だし、気持ちです
僕は、過去にいくつかしんどい時期がありました 裏切られたこと、絶望したこと。 ここではいえないことも多い。 明日が見えず、自分を責めて・・・
でもね、時間は、必ずこころを癒してくれる 過去の想いでも、少しずつ忘れさせてくれる そして、人とのかかわりの中で 救われたことも、もちろんありました。 ただ、そのかかわりは、ずっと続くものではありません。悲しいかな。
自分を大切に想ってくれている人を、大切にする シンプルで単純なことなのですけれど・・・
でも、その限られたかかわりの中で、 私は懸命に向き合って、お互いにとって、いい時間に出来たらって。 そう、常に想うようにしています
たくさんの「ありがとう」 こころから「ありがとう」
その気持ち、その言葉が積み重なって、いまの自分がある。
昔に、ある人が、ふと語った
「私は、みんなに生かされている」
その言葉は、時を越えて、自分の中に、いまもいきづいています。
「さよならだけが人生だ」
寺山修司の本に書いてあったこの言葉 それも、自分のこころの中に刻まれている
ありがとうの気持ち 謙虚な気持ち
これからも、僕の中で、それらを、しっかり大切にして生きてゆかなくてはなりません。まだまだ、弱く、未熟で、ダメダメですが。 誰かを幸せにする力を、持ちえる強さを、ひとつひとつ積み重ねていこうとはしています。少しずつですが
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